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ネオアクシス、IBM iで全銀協標準通信プロトコルが利用可能な「Toolbox 全銀TLS+」を提供

 ネオアクシスは、IBM iの保守/運用/EDIのツール「Toolbox for IBM i /Toolbox for System i5(Toolbox)」を提供し、企業のEDI環境をサポートしてきた。

 今回提供開始する「Toolbox 全銀TLS+」は、2023年12月末に予定されている全銀ベーシック手順、及び全銀TCP/IP手順のサポート終了に伴い制定された「全銀TCP/IP手順・広域IP網」を、IBM i上での送受信を可能とするもの。

 IBM iを利用する企業は、「Toolbox 全銀TLS+」を活用することで、新たにEDIサーバなどの構築が不要で、IBM i上から「全銀TCP/IP手順・広域IP網」が利用可能となる。

製品導入イメージ

「Toolbox 全銀TLS+」の特徴

 1. 新たなEDIサーバの構築が不要

 通常、IBM iから「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信を行う場合、EDIサーバや専用通信機器等を構築し、IBM iとEDIサーバや専用通信機器の双方でデータの送受信管理が必要になる。

 「Toolbox 全銀TLS+」を導入することで、新たなEDIサーバや専用通信機器を介さず、IBM i上で「全銀TCP/IP手順・広域IP網」の通信が可能となる。また、IBM iのみでEDIの運用ができるため、Toolbox を使ったレガシー手順(全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順)の操作と同様の運用が可能。

 2. 全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順から全銀TCP/IP手順・広域IP網への移行が容易

 同じIBM i上で、レガシー手順に対応した「Toolbox for IBM i」と「Toolbox 全銀TLS+」の共存が可能。全銀手順のデータフォーマットを活用できるため、全銀ベーシック手順及び全銀TCP/IP手順から全銀TCP/IP手順・広域IP網への移行は、IBM i上で通信定義の変更を行うだけで容易に対応ができる。

 また、「Toolbox for IBM i」と同様に、発呼(Aセンター)、着呼(Bセンター)とも対応。

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