1日(現地時間)IBMは、企業向けのコミュニケーションツール、グループウェアとして機能する「LotusLive Engage」を4月7日より販売を開始すると発表した。LotusLive Engageは、昨年のO'Reilly Web2.0 Conferenceでアナウンスされていたもので、ソーシャルネットワークやEmail以外のコミュニケーション、ファイル・ナレッジ共有といったサービスをクラウド型で提供するものだ。
企業向けという点で、ファイアウォール越えのコミュニケーションを実現しながらセキュリティへの配慮がなされているという。また、オンプレミスのLotusソリューションとも連携可能となっている。企業の各拠点をまたぐプロジェクトや業務、あるいは企業間の協業において、クラウドの利点を生かしてコミュニケーションや情報共有に活用できるようになっている。
また、サービスは広告モデルではなく課金モデルとなるが、IBMによれば競争力のある料金設定になるという。