クラウドコンピューティングに関する記事とニュース
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2012/05/30
「コンビニのようにSaaSを売る」パラレルスの富田社長が語るクラウド・プラットフォーム戦略
パラレルス(Parallels)といえば、MacユーザーにはWindowsをMacintosh上で動かす仮想化製品で有名だ。一方、クラウドコンピューティングの分野でも、先進的な仮想化技術でクラウドサービスプロバイダやホスティング事業者などに、サービスを提供している会社でもある。長年日本のIT業界を歩んできたパラレルスの富田社長は、「日本の中小企業向けのアプリケーションをSaaS化して、コンビニのように安く簡単に提供する」と語る。同社の仮想化を核にしたクラウド・インフラ事業とプラットフォーム戦略に...
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2012/04/16
過熱するクラウドデータセンター競争
東日本大震災の影響を受け、企業の事業継続によるデータ保存の分散ニーズ、コンシューマ向けのクラウド市場の拡大、IaaS(Infrastructure as a Service)の価格競争の激化による収益の向上などに伴い、データセンター事業者やクラウド事業者は、首都圏のみならず郊外型データセンターにも力を入れ始めている。これらの状況を踏まえ、各社の郊外型データセンターの事業動向や今後の展望について整理する。
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2012/04/13
クラウド時代の最新データセンター動向
東日本大震災を契機に、企業情報管理のBCP対策の一環として、データセンターの利用が脚光を浴びている。データセンターは従来、首都圏に集中していたが、2010年を過ぎた頃から、クラウドブームにも乗って、事業者にオペレーションを任せる、地方立地型のセンターが登場してきた。こうした地方型センターでは、モジュール型/コンテナ型など形状面の工夫や、外気空調の積極的な利用による環境/電力コストへの配慮など、新しい試みも目立つ。
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2012/04/06
情シスのためのクラウドの選択肢と選定ポイント
国内におけるパブリッククラウドの環境は、十分に充実してきた。本記事では、企業の情報システム部門がクラウドを利用することのメリットを個別に挙げ、クラウドがどのようにビジネスに役立つのかについて解説していく。
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2012/03/30
クラウドの本質をひたすら追求していく―さくらインターネット社長 田中邦裕氏インタビュー
ここ数年、クラウド市場は急速な伸びを見せている。海外はもとより、国内でもクラウドサービスを提供する事業者が増えてきた中、データセンター業界の革命児さくらインターネットがいよいよIaaSの提供に乗り出した。同社が考えるクラウドとは一体どのようなもので、どんな戦略を描いているのだろうか。代表取締役社長の田中邦裕氏に話を聞いた。
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2012/02/14
コンカーが本格始動、経費管理ソリューションを日本市場向けに徹底ローカライズ
株式会社コンカーは、2012年2月13日、東京のロイヤル・パークホテルで「コンカー クラウドフォーラム 2012」を開催した。世界市場では2位のクラウドアプリケーション企業である同社の経費管理ソリューションを、日本市場に向けて徹底的にローカライズをおこなうとし、ICカードやスマートフォンとの連携の内容を発表した。
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2012/01/26
NTTPCのクラウド型メール ~高セキュリティとスムーズ移行の秘密~
今までクラウド型メールへの移行をためらっていたエンタープライズ企業が徐々にクラウドへ移行し始めている。そうした企業の要件は、セキュリティ、信頼性、可用性、スムーズな移行。2011年11月11日に開催された『IT Initiative Day 2011/メールセキュリティ・スペシャル』での、NTTPCコミュニケーションズ 及川光氏のセッションでは、数千IDの移行事例を元に、クラウド型メールへ移行するためのポイントが、具体的に解説された。
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2012/01/25
ヴイエムウェアが2012年事業戦略を発表、「Your Cloud」元年に
仮想化ソフトウェア大手のヴイエムウェアは1月25日、都内でプレス向けの事業戦略説明会を開催した。
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2012/01/20
メールによる情報漏えい対策のポイント~添付漏えい防止・ミス撲滅・出口対策
電子メールは企業の生命線ともいえるほど、重要なコミュニケーションツールとなっているが、そこからの情報漏えいも後を絶たない。2011年11月11日に開催された『IT Initiative Day 2011/メールセキュリティ・スペシャル』におけるNRIセキュアテクノロジーズ 狩谷充氏のセッションでは、電子メールを仲介した情報漏えいの危険性と、それらのリスク対策のポイントが、同社製品の紹介を交えながら説明された。
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2012/01/16
アーカイブ、フィルタリング、添付ファイル暗号化で メールセキュリティ強化
メールのセキュリティがテーマの場合、機能面や技術面の話になることが多い。2011年11月11日に開催された『IT Initiative Day 2011/メールセキュリティ・スペシャル』におけるHDEの永留義己氏のセッションは「コスト」にフォーカスしたものとなった。HDEの製品は現在、企業、官公庁、地方公共団体など6,000社以上のメールシステムに導入されている。
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2011/12/21
なぜビッグデータでもクラウド活用が有効なのか 対談:NTTコミュニケーションズ 中山幹公/野村総合研究所 鈴木良介
大規模化するデータをビジネス活用する考え方として、ビッグデータが注目されています。このビッグデータとクラウドコンピューティングはどのように関係してくるのでしょうか? 「ビッグデータビジネスの時代」の著者でもある野村総合研究所の鈴木良介氏と、NTTコミュニケーションズの中山幹公氏が、ビッグデータ時代においてクラウドが果たす役割について語り合いました。
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2011/12/06
大企業のクラウド利用率は10%以上、中堅以下の広がりに期待―矢野経済研究所、クラウド市場の調査結果を発表
12月6日、矢野経済研究所は、クラウドコンピューティング市場の調査結果を発表した。
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2011/11/08
仮想化&クラウドの年次カンファレンス「vForum 2011」が開催
11月8日、ヴイエムウェアは国内最大級の仮想化&クラウドコンピューティングの年次カンファレンス「vForum 2011」を都内で開催した。基調講演では、ヴイエムウェアの三木泰雄社長と米VMware社のリック・ジャクソン最高マーケティング責任者が「Your Cloud.で拡げるビジネスの可能性」と題して講演を行った。
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2011/06/29
SMBにとってコラボレーションテクノロジーは大きな武器となる―マイクロソフト、Office版クラウド「Microsoft Office 365」を提供開始
日本マイクロソフトは6月29日、クラウドサービスである「Microsoft Office 365」を本日より提供開始することを発表した。
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2011/06/24
新たに直面するリスクを乗り切るために今考えるべきこと ―想定外の事態に負けない「強靭なIT」を
東日本大震災からの復興の過程では、IT分野の様々な課題が発生することが予想される。ただし、ITはあくまでも経済活動や社会活動の手段であって、目的ではないことを忘れてはならない。企業がBCPやDRを検討するに当たっても、IT関連の施策を検討することはもちろん重要だが、その前に考えなくてはいけないことが山ほどある。
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2011/06/22
【特別座談会】再生のためのIT
今回の震災では、情報伝達の手段としてITが大きな役割を果たした。その一方で、震災から3カ月以上がたち、被災地復旧・復興のための課題もようやく見えはじめつつある。ソーシャル、モバイル、クラウド――震災後にITが果たした役割を振り返りつつ、復興を見据えた今後のIT課題について議論してもらった。
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2011/06/20
衆議院議員 原口一博氏に聞く―地域主権と次世代インフラ実現のためのICTビジョン
震災からの復興への気運が高まる中で、既存の社会構造への反省とともに、被災地、そして日本全体の社会のあり方が様々に論じられている。その鍵を握るのが「光の道」やスマートグリッドなどの次世代インフラだ。鳩山内閣、第一次菅内閣では総務大臣として、地域主権の確立とICTを活用した持続的社会の実現を目指す「原口ビジョン」を策定するなど、積極的なICT活用を提唱している衆議院議員原口一博氏にICTの可能性と今後の日本社会のあり方についてお話を伺った。
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2011/06/17
企業を襲う相次ぐサイバー攻撃、本当に海外のクラウドで大丈夫なのか?―再浮上するカントリーリスクへの懸念
先日、ソフトバンクが韓国の通信事業者であるKTと組んでクラウドも視野に入れたデータセンターサービスを開始すると発表した。震災により高まった地理的リスク、カントリーリスクに対応できるサービスとして、両社で合弁会社を韓国に作る計画だという。このニュースが報じられた際、私の周囲の反応は、「なるほど面白いね」というものと、「いやそれ本当に大丈夫なのか?」という声に二分された。
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2011/04/12
クックパッドとソネットがアマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用する理由とは?
開発環境やテストだけでなく、実際の運用環境としてすでに国内でも多くのユーザーがアマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用している。4月6日に都内で開催された「アマゾン ウェブ サービス クラウドアドバンテージセミナー」には、AWSのユーザー企業が多数登壇し、なぜAWSのサービスを採用したのか、そしてどのような工夫をしながらクラウド環境を活用しているかについて、現場のリアルな状況について解説を行った。
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2011/04/12
ビッグデータの利用で得られる効能とは?
ビッグデータビジネスにおける論点は3つに大別される。「どのようなデータソースをもとにビッグデータをつくるか」「どのような処理や機能によってビッグデータを利用するか」「ビッグデータの利用からどんな効能を得ることができるか」の3点である。今回は、ビッグデータビジネスにおける論点を整理し、ビジネスの効能について考察する。