データセンターに関する記事とニュース
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2020/07/21
オラクルのパブリッククラウドの仕組みを顧客のデータセンターへ――Oracle Dedication Region Cloud@Customer
Oracleでは、早くから「@Customer」というソリューションを提供している。これはユーザーやパートナーのデータセンターにOracle Exadataなどのプラットフォームを置き、Oracleがそれを管理して、ユーザーはクラウドサービスと同じように使えるものだ。
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2020/02/07
Oracle Cloud大阪リージョン開設、ミッションクリティカル・システムの高可用性構成が国内だけで可能に
2020年2月3日、Amazon Web Services(AWS)に続きOracleが、Oracle Generation 2 Cloudのデータセンターとなる大阪リージョンを開設した。大阪リージョンは東京リージョンに続き国内2拠点目のOracle Cloudのデータセンターとなり、IaaS、PaaS、SaaSの全てのサービスをここから提供する。
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2020/01/14
クラウドプラットフォームとしても進化を続けるOracle Exadataが目指すところ
Sun Microsystemsを買収したことで、Oracleがエンタープライズ・ソフトウェアベンダーからハードウェアのベンダーにもなったのは2010年のことだ。あれから既に10年、当時Sun Microsystemsが扱っていたハイエンドなUNIXサーバーやストレージ製品は、時代の変遷とともに市場で目立つ存在ではなくなった。しかしながら、OracleとSunが一緒になったことで生まれた新生Oracle Exadataを筆頭とするエンジニアド・システムは進化を続け、Oracleにとって重要な戦...
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2019/10/07
シュナイダーエレクトリック、エッジを強化するマイクロデータセンターを発表
重電・産業用電気機器大手の仏シュナイダーエレクトリック(以下、シュナイダー)は10月2日(現地時間)、スペイン・バルセロナにおいて同社の年次プライベートカンファレンス「Innovation Summit Barcelona」を開催。エッジコンピューティング戦略などの取り組みを紹介するとともに、6Uサイズのマイクロデータセンターを発表した。
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2018/05/15
Dell Technologiesが考える"モダンデータセンター"、5つのトレンド
DellとEMCが統合したことで、Dell Technologiesの製品ポートフォリオは大きく拡大した。同社が充実した製品群で目指すのは、モダンデータセンターのインフラ全てを提供すること。そのために必要な要素は、フラッシュストレージの活用、スケールアウト型の拡張性、ソフトウェア・デファインドによる柔軟性、俊敏性、クラウドへの対応、さらにはエンタープライズレベルの信頼性があり、AI/機械学習の技術を使ったインテリジェンスがあることだと語る。
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2016/09/08
サンディスクのフラッシュストレージがデータセンターを変革する
サンディスクと言えば、デジタルカメラやスマートフォンなどで利用されるSDカードのベンダーというイメージが強い。PCの自作などをしている人ならば、信頼性の高いSSDの製品ベンダーのイメージもあるかもしれない。どちらかと言えばコンシューマ向けで名を馳せるサンディスクだが、じつは今エンタープライズ向けのビジネスにも注力している。
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2014/10/07
ニフティとビットアイルはなぜいま手を組んだのか―日本のベンダー同士が手を組むメリットを訊いた
「モバイルファースト、クラウドファースト」これはベンダーが言い始めたことだが、いまやユーザーにもかなり浸透した。何か新たなシステムをと考えた際に、それがクラウド上で実現できないかを検討するのはもはや当たり前。とはいえ、クラウドだけですべてを完結できる企業はほとんどない。多くが同時にオンプレミスのシステムを運用し、将来的なプライベートクラウド環境の構築も視野に入る。そんな中でたんにパブリッククラウドを利用するというのではなく、より効率的に利用するするためにパブリッククラウドとデータセンターを組み...
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2013/11/14
決済ネットワーク企業ならでは、Visaに聞く「高度なセキュリティの作り方」
2013年10月、Visa社が主催する「Visa Global Security Summit 2013」に招待いただき、セミナーに参加してきました。現地に到着するやいなや連邦政府のシャットダウンが始まってしまい、会場のワシントンD.C.近辺に点在するスミソニアン協会の博物館群はすべて臨時休館。しっかりお仕事に専念することができました(苦笑)。
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2013/05/28
オープンクラウドの基礎知識[6]日本国内でも広がるデータセンターのオープン化「Open Compute Project」
クラウドコンピューティングの普及により、データセンターの需要は拡大し、世界各地で規模の経済(スケールメリット)を生かしたデータセンターの大規模化が加速化する傾向にあり、データセンターのオープン化となる「Open Compute Project」への注目が集まっている。
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2012/04/16
過熱するクラウドデータセンター競争
東日本大震災の影響を受け、企業の事業継続によるデータ保存の分散ニーズ、コンシューマ向けのクラウド市場の拡大、IaaS(Infrastructure as a Service)の価格競争の激化による収益の向上などに伴い、データセンター事業者やクラウド事業者は、首都圏のみならず郊外型データセンターにも力を入れ始めている。これらの状況を踏まえ、各社の郊外型データセンターの事業動向や今後の展望について整理する。
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2012/04/13
クラウド時代の最新データセンター動向
東日本大震災を契機に、企業情報管理のBCP対策の一環として、データセンターの利用が脚光を浴びている。データセンターは従来、首都圏に集中していたが、2010年を過ぎた頃から、クラウドブームにも乗って、事業者にオペレーションを任せる、地方立地型のセンターが登場してきた。こうした地方型センターでは、モジュール型/コンテナ型など形状面の工夫や、外気空調の積極的な利用による環境/電力コストへの配慮など、新しい試みも目立つ。
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2012/04/06
情シスのためのクラウドの選択肢と選定ポイント
国内におけるパブリッククラウドの環境は、十分に充実してきた。本記事では、企業の情報システム部門がクラウドを利用することのメリットを個別に挙げ、クラウドがどのようにビジネスに役立つのかについて解説していく。
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2012/03/30
クラウドの本質をひたすら追求していく―さくらインターネット社長 田中邦裕氏インタビュー
ここ数年、クラウド市場は急速な伸びを見せている。海外はもとより、国内でもクラウドサービスを提供する事業者が増えてきた中、データセンター業界の革命児さくらインターネットがいよいよIaaSの提供に乗り出した。同社が考えるクラウドとは一体どのようなもので、どんな戦略を描いているのだろうか。代表取締役社長の田中邦裕氏に話を聞いた。
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2012/03/01
クラウド時代のデータセンターの運用管理課題に応える日立JP1
クラウド時代のデータセンター運用管理は、物理環境と仮想環境の混在、迅速で柔軟なリソース変更の要求などで複雑化している。その課題は構築、監視、運用のフェーズに分けることができるが、中でも重要になるのが運用の効率化だ。それぞれの課題解決の方法を、運用管理製品ではシェアトップを続けている日立のJP1を例に考察する。
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2011/06/15
最新こそが最良である~カブドットコム証券が最新技術を研究し、プレスリリースでシェアする理由
サーバーの型番やソフトウェアの構成から、毎日のCPUやメモリの使用率まで、徹底した情報公開に取り組み、スマートフォンの素晴らしさを説明するためにプレスリリースさえ出してしまうカブドットコム証券。5月13日には、データセンターでの節電の取り組みをまとめたプレスリリースを、IT分野の消費電力削減に関するFAQ付きで公開した。なぜ、これほどまでに情報をシェアすることにこだわるのだろうか。同社のシステムを統括する阿部吉伸氏に話を聞いた。
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2011/01/18
クラウド時代における省エネデータセンターのあり方
企業がクラウド化を推進することで、省エネ化が可能となる。しかし、それを受け入れるデータセンターでは、むしろ消費するエネルギーが増加しCO2 排出量も増えかねない。そのため、今後ますます積極的に省エネ化に取り組まなければならないのがデータセンターだ。クラウド時代のデータセンターは、省エネ機器導入ありきのアプローチではなく、データセンター全体の最適化を追求する必要がある。
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2010/06/25
日本のITインフラを支えるIIJのクラウド戦略
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、日本初の商用プロバイダーであり、ISPの草分けといえる存在だ。IIJでは、ネットワークを通じてITリソースをオンデマンドで提供するサービスを、他社に先駆け2000 年から提供してきたが、今や同様のサービスが、クラウド・コンピューティングとして盛り上がっている。そこでIIJは、時代に合わせてサービスを再編し、新しいクラウドサービス「IIJ GIO」の提供を開始した。IIJならではのクラウド戦略と狙いなどについて、同社 マーケティング本部 GIOマーケティン...
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2010/06/24
ビジネスの現場や社会インフラで革新を生むクラウドを目指す
既存のITシステムでの活用にとどまらず、ビジネスの現場や社会インフラにおいても、クラウド・コンピューティングのメリットを訴え、最適な組み合わせが可能な技術/サービス群を提供していく。富士通が先ごろ打ち出した新しいクラウドビジネス戦略を見ると、現在、メイン領域となっている「ITシステムのためのクラウド」は、このパラダイムのほんの一側面にすぎないようだ。今回は、新戦略の概要と、富士通のクラウドの強みについて、同社クラウドビジネス企画本部 本部長の阪井洋之氏に話を聞いた。