IBMに関する記事とニュース
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2020/04/10
「ビジネスを止めない」IBMのセキュリティ事業方針 IBM X-Force Redが日本で本格始動
2020年3月27日、日本IBMは2020年のセキュリティ事業方針説明会をオンラインで開催した。顧客のビジネスを止めないことを重視した施策や、IBM Cloud Pak for Securityの機能強化について説明した。またIBMのセキュリティエキスパート集団となるX-Forceの強化や脅威インテリジェンス・サービス提供開始についても発表した。
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2019/11/15
急増する破壊的マルウェアに警戒せよ セキュリティのマッスル・メモリーを鍛えるべし
2019年10月23日に開催された「IBM Security Summit 2019」にて、IBM X-Force IRIS(Incident Response and Intelligence Services)サイバー脅威インテリジェンス 主席アナリスト チャールズ・デベック氏が破壊的マルウェアの最新動向と国際的なスポーツイベントにおける攻撃の遷移や対策について解説した。
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2019/10/29
IBM Db2 V11.5は、AI活用のために進化した「AIデータベース」
今やAIは百花繚乱。振り返れば、IBMはWatsonでAIブームの先駆けだった。AIが適切な結果を出すには学習が不可欠であり、与えるデータの正しさや運用の効率も重要な要素となっている。IBMは主要なデータベースIBM Db2を「AIデータベース」へと進化させた。
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2019/06/12
まじめな話、AIはデータベースをどのように進化させるのか?
2019年2月に米国サンフランシスコで開催された、IBMの年次カンファレンス「Think 2019」。Watsonやマルチクラウドの話題が多かったが、それらのIBMの技術群は企業なりがデータを最大限に活用するためのものだ。そしてIBMのデータ活用のソリューションで重要なプラットフォームであり、エンジンとなっているのがDb2だ。じつはThink 2019では、そのDb2の機能強化と将来のビジョンも発表されていた。それが「Db2がAIデータベースになる」というものだった。
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2018/12/07
Red Hat買収でIBM Cloudに勝機は訪れるか?―本格的なオンプレミスのクラウド化のはじまり
クラウド市場で、圧倒的に優位なポジションにあるのはAmazon Web Services(AWS)だ。それを追いかけるMicrosoft Azureは、成長率ではAWSを凌ぐ。残念ながらこれら2社より出遅れているプレイヤーが、彼らに追いつくのはかなり難しそうだ。とはいえ、これからは闘うクラウドのフィールドが異なるというのが、先日Red Hatを3兆8000億円あまりで買収すると発表したIBMだ。
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2018/11/15
小型化、ラック化……IBM Zの進化にみる、メインフレームの新しい形
先日はプラットフォームがメインフレームであっても、アジャイル開発やDevOpsには取り組めるとの話題を、CA Technologiesの事例で取りあげた。アジャイル開発は新たな開発手法であり、言語やOS、そしてプラットフォームに依存するものではない。むしろ極めて高い堅牢性やセキュリティ性を得たければ、アジャイル開発やDevOpsのプラットフォームにあえてメインフレームを選ぶのもありだ。クラウドやAIが当たり前になった時代に、それに逆行するイメージのあるメインフレームだが、その価値を改めて見直す...
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2018/11/13
Microsoft、IBM、RedHat-話題のCEO 3人が来日、日本市場への期待とコミットを語る
先週は、マイクロソフトのサティア・ナデラ氏、IBMのジニー・ロメッティ氏、そしてレッドハットのジム・ホワイトハースト氏という3人のCEOが来日し、日本の多くの人たちの前で講演を行った。これだけのメンバーが来日し顧客に直接メッセージを発信するのは、彼らが日本市場を重要視していることの表れでもあるだろう。
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2018/09/14
AIに使えるデータはわずか30%、ただちに企業データを「AI Ready」にせよ
AIやIoTといった言葉は、今や一般のテレビやラジオでも頻繁に使われるようになった。IT業界もこぞってこれらに取り組んでおり、AIやIoTを利用する、対応するだけではもはや何ら優位性にもならなくなった。とはいえ、これらをビジネスに適用し大きな成功を収めている企業がたくさんあるかと言うと、そんなことはない。これまでデータウェアハウスとBIでビッグデータを活用するのさえままならなかったのだから、それらを飛び越え一気にAIやIoTで成果を出すのはそう簡単ではない。
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2018/08/27
企業の“データドリブン化”はどのようにして行なわれるか?
世界で最も価値のある資源は、もはや石油ではなくデータだ。世の中はどんどんデータドリブンになり、データを活用できるかどうかで勝者、敗者が決まる。そんな状況の中、企業がデータドリブン化してデータを活用できるようにするには、それを手助けするパートナーが必要となる。そんな役割を担う、IBMコーポレーション IBM Storage & Software Defined Infrastructure ゼネラル・マネージャー エド・ウォルシュ氏に話を訊いた。
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2018/05/24
デジタル変革で、メインフレームふたたび
ここ最近は、ハードウェアに関する記事を書く機会が大きく減った。そんな中、ゴールデンウィーク中に米国で開催されたDell Technologies Worldでは、より長く最新テクノロジーに対応できるように筐体から見直したモジュラー型サーバー「PowerEdge MX」の発表があった。また3月に行われたIBM THINKでも、POWER 9プロセッサベースのマシンでNVIDIAのGPUをより効率的に使えるようにするための協業の話も飛び出し、ちょっと新鮮な気分を味わった。
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2018/05/08
Oracleとの統合でグローバリゼーションが加速―創業者に訊く、NetSuiteの現在地
NetSuiteの創業者でもあり、現在はOracle NetSuiteの製品開発担当のエグゼクティブ・バイスプレジデントのエバン・ゴールデンバーグ氏。彼は現在もNetSuiteの製品の方向性を決め、開発の指揮を執っている。今回のSuiteWorldでも、数々の新機能が発表されている。新たに提供する機能の位置づけや、その価値について話を訊いた。
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2018/04/06
狭いAIと広いAI/エンタープライズ領域でWatsonを活用するためにIBMがこだわっていること
先日米国で開催されたIBMの年次イベント「IBM THINK 2018」、その場ではもちろんAI技術でもあるWatsonの話題も数多く出た。その際にIBMが強調したのが、コンシューマ向けのAIのサービスと企業向けのエンタープライズなAIには違いがあるということだ。
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2018/04/05
いよいよ本格始動、IBMのブロックチェーン活用事例
今回のIBM THINK 2018で大きく取りあげたテーマの1つが、ブロックチェーンだ。CEO ジニー・ロメッティ氏の基調講演でも、海運事業を行っているマースクがIBMのブロックチェーンを活用する事例が紹介された。
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2018/03/22
IBM THINK 2018が開幕、データとWatsonでもたらされるビジネスの変革
2018年3月19日、米国ラスベガスで「IBM THINK 2018」が開幕した。これまでIBMはクラウド系ソリューションのお披露目となる「InterConnect」と、コグニティブソリューションの「World of Watson」の2つのイベントを開催してきたが、今年からはそれらを「THINK」という1つのイベントに統合した。背景にはクラウドとコグニティブが、もはや切っても切れない関係になっており別々に語れなくなったことがあるのだろう。
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2018/03/14
高まるマルチクラウド・インテグレーションのニーズに応える、IBMのグローバル・テクノロジー・サービス
世の中にはすでに多くのクラウドベンダー、AIベンダーが存在する。プレイヤーはたくさんいるのだが、おのおのはどちらかと言えば競合関係にある。そのため複数の製品やサービスを、インテグレーションすることにはあまり積極的ではないのが現状だ。IBMの強さの1つは、ITシステムの開発設計から保守、運用までを手掛けるITサービス部門が存在することだろう。その1つであるIBM グローバル・テクノロジー・サービス(GTS)は、顧客のためのインフラストラクチャー・パートナーと、同社で位置付けられている。GTSはク...
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2018/02/21
SAPは「インテリジェントエンタープライズ」、IBMはビジネスのためのクラウドで「Cloud +」
AIを話題にする際に登場する主なプレイヤーはIBMやGoogle、Microsoftかもしれない。一方クラウドと言えばAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、そしてGoogle Cloud Platformだろうか。とはいえなかなか話題とはならないが、企業のビジネス原画でAIの実績がすでにあると主張するのがSAPだ。そして、企業ユーザーからの今後のクラウド利用で期待値が高いと主張するのはIBMだ。
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2017/12/19
岐路に立つデータベース営業、その先にあるものは―日本IBM 四元菜つみさん
仕事は「IBM Db2」の営業だ。担当する製品で、顧客のビジネスの成長を支援する。それを実現するためには、何をどうすればよいのか。顧客に何を伝えればよいのか。模索する日々が続く。四元菜つみ、IBM入社2年目。上司から「四元がやりたい営業スタイルは前例がない。だから、自身がロールモデルになればいい」と言われた。「誰かの後を追うのではなく、自分のポジションを構築できる人間になりたい」と語る29歳。その前途は険しくも、無限の可能性が広がっている。
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2017/07/05
現実味あるアナリティクスの実践のために必要なこと―IBM クリス・イートン氏に訊いた
ビッグデータに加えて、最近ではIoTやAIが大流行していることもあり、データを分析する「アナリティクス」の話題はIT業界ではしょっちゅう耳にする。とはいえ、聞こえてくるのはアナリティクスが上手くいっているという声ではなく、アナリティクスに投資してもなかなか効果を得られないという話が多い。実際に企業がアナリティクスを実践するにはどのような課題があり、それを解決するにはどのようなアプローチをとればいいのか。IBMでHybrid Data ManagementのTechnical Salesをリード...
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