調査に関する記事とニュース
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2021/12/10
【アドビ調査】経営層の3割以上がコロナ後のマーケティングは「わからない」と回答
アドビは12月8日に、BtoB企業の経営層、営業管理職、マーケティング担当者約1,000人を対象に実施した「アフターコロナに向けたデジタル戦略に関する調査」の結果を発表した。それによると「デジタルマーケティングを導入していた企業の7割以上がコロナ禍における業績の縮小を回避」と回答したが、経営層の3割以上が「アフターコロナにおけるマーケティング課題がわからない」と答えるなど、マーケティングにおける経営の問題も浮き彫りになった。
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2021/11/24
B2Bビジネスの主戦場は顧客データ管理 アドビが投入する「Real-Time CDP」とは
B2Bビジネスに大きな変化が起きている。パンデミックによるオンラインやデジタルでの購買体験が重視されるようになった。B2B企業が、顧客との長期的な関係を築きインパクトのある購買体験を提供するためには、法人アカウントを構成する各個人を深く理解し、その行動や経験に見合った適切なコミュニケーションをとることが、生命線となる。そのために大手ITベンダーが注力しているのが「カスタマーデータプラットフォーム」(CDP)だ。アドビはこの度、B2B向けのCDP製品「Real-Time CDP BtoB Edi...
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2021/11/16
【アドビ調査】 日本はマーケティングにおいてはデジタル後進国ではない:課題は「パーソナライズ・データガバナンス・Cookie脱却」
日本はしばしば「デジタル後進国」と呼ばれる。AIやクラウドの活用が欧米に比べて遅れをとっているという調査も多い。しかしマーケティングの分野においては、そうではないという興味深い調査結果が、アドビから発表された。マーケティング分野では、日本の企業は、世界と比較して積極的にAI(人工知能)や機械学習を採用しているという。しかし、パーソナライズやデータガバナンス、Cookie依存脱却においては遅れており課題も多い。アドビの調査結果の内容を紹介する。
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2021/07/08
【寄稿:アバナード】調査から見えてきた「デジタル倫理」の4つのポイント
マイクロソフトとアクセンチュアの合弁会社 アバナードでは、毎年、デジタル倫理に関する調査を世界のビジネスおよびテクノロジーのリーダーを対象に実施している。今回の寄稿では、2020年の調査結果をもとに、アバナードのCTIO(最高技術革新責任者)星野友彦氏が、コロナ禍で利用される個人情報の是非、デジタル技術によるASD傾向の方の支援など、絶対に外せないデジタル倫理の4つのポイントを解説する。
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2021/06/04
アドビが調査報告、日本のECの伸びは米英よりは緩やか、電化・アパレルで大きく変化
アドビはデジタル経済の実態を把握するため、2020年4月からデジタル経済指標「Digital Economy Index」を分析している。2021年5月25日、日本市場に特化した分析結果を発表した。
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2020/12/18
富士通 CMO山本氏が語る「本気のDX」:お客様の本当の声を聞くことから
「顧客の声を聞き、社員の声に耳を傾ける」ことは多くの経営者が口にする。しかし従来型の満足度調査だけでは、本当の姿は見えてこないと富士通の理事、CMOの山本多絵子氏は言う。 富士通が全社DXのために実施した「VOICEプログラム」の内容を、富士通とクアルトリクスが開催した実施報告の会見から紹介する。
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2020/06/09
Salesforce Ventures調査、コロナ禍でSaaSビジネスは厳しい時期だがDXは加速
セールスフォースの戦略投資部門、Salesforce Venturesの発表した調査レポートからは、アフターコロナ・ウィズコロナの時代の世界の各社のDXへの取り組みがうかがえる。逆風の状況下でDXが加速しているのはなぜか? 「従業員」「顧客」「ビジネス」「地域社会」の分野でのCEOの重点課題と戦略を読み解く。
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2020/06/04
在宅期の社員の不安・ストレスの把握と対処法――SAP、クアルトリクスの取り組みから
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除された後も、多くの企業がリモートワークを引き続き社員に推奨している。長引く在宅勤務の中で、浮上してきているのが社員の身体的・精神的なストレスや不安の問題だ。企業にとっては、社員の状況を把握し、適切なフィードバックと舵取りをおこなっていくことが必要になる。こうした中、SAPとクアルトリクスはテレワークに関する従業員の調査の結果を発表した。両社の発表からは、テレワークの理想と現実のギャップが明らかになり、従業員が抱える問題の解決への道も示された。
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2020/04/09
デロイト トーマツ、デジタルリスクに関するグローバル調査結果から得た6つの知見
あらゆる企業がデジタルトランスフォーメーション(以降、DX)を進めている。2019年、デロイトグローバルは企業がDXの推進に伴い発生する機会とリスクのマネジメントをどのように行なっているか、その実態に関する調査を初めて実施した。この記事では、その調査結果としてまとめられた『グローバル・デジタルリスク・サーベイ 2019』の内容を中心に、日本企業が今後整備するべきDXのガバナンス体制について考える。
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2019/12/19
ITRの調査資料から読み解く「IT部門のジレンマ」 ──経営者との壁は厚く
調査会社ITRが『国内IT投資動向調査2020』を発行した。2019年度の国内のIT予算の増減指数は堅調ながらも微減。一方、デジタル変革に対する取り組みや人材を積極的に強化しているという点で明るい兆しも見られる。しかし全体と通しては、企業のIT部門のマインドの停滞とジレンマがうかがえる内容だった。本稿ではITRの公開したグラフから、IT部門の現状を見ていきたい。
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2019/05/27
デロイトトーマツ「Tech Trends 2019」発表、NoOps、DevSecOpsなど浮上、日本はさらに遅れ目立つ
デロイトトーマツが「Tech Trends 2019 日本版」を発表し、5月24日記者発表がおこなわれた。ここ数年続く、アナリティクスやクラウド、コグニティブの重要性は変わらず、「サーバレス/No Ops」「DevSecOps」などのテーマが浮上。全体としては個別テクノロジーよりも、ビジネスや企業の文化の面が強調され、「日本はますます世界に離されている」という見解が述べられた。
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2018/09/06
「情報漏えいリスクはシンプルな対策で減らせる」――ServiceNowが脆弱性対策の現状を調査
ServiceNowは、米Ponemon Instituteとの共同調査レポート「脆弱性対策の現状:パッチ適用への高まる関心」を4月5日に発表した。調査結果から、企業における様々な課題が浮き彫りになっている。そこで今回、調査結果から読み取れることと実施すべき対応について、ServiceNowのプロダクトマーケティングのシニアディレクターであるピエロ・デパオリ氏、ServiceNow Japanのセキュリティソリューションの技術統括である高橋卓也氏、同SecOps事業部長である北川剛氏からお話を...
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2011/11/30
ITRが調査発表、IT投資は震災後もプラス成長、12年度は低成長の見込み
アイ・ティ・アール(ITR)は11月29日、「国内IT投資動向調査」の結果を発表した。今年は東日本大震災の影響で国内のIT投資の減速が懸念されたが、結果的には横ばい基調ではあるものの震災後もプラス成長という結果が見られた。2012年は、景気の減速懸念により低成長が見込まれるという。
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2011/02/03
IT部門の組織や人材に関心、クラウドはセキュリティと継続性が課題という傾向
野村総合研究所は、「経営戦略におけるIT(情報技術)の位置づけに関する実態調査」の調査結果を発表した。この調査は、2010年9月6日から10月15日にかけて、日本国内に本社をもつ大手企業の経営企画部門を対象として実施したもので、2008年から行われており、今回で3回目となる。
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2008/12/25
ジェネレーションYの希薄なセキュリティ意識
1980年代以降に生まれた世代は情報ツールに囲まれて育ったため、それ以前の世代とは思考や行動様式が異なるといわれている。いま、アメリカではその「ジェネレーションY」と呼ばれる若手社員のパソコン利用が、企業のセキュリティリスクを高める深刻な要因になっているようだ。