経営・イノベーションに関する記事とニュース
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2021/01/22
「ジェネレーティブデザイン」でモノづくりを変える オートデスクの製品戦略
前回に続き、パッケージアプリケーションの永久ライセンスの売り切りモデルからサブスクリプションモデルへの移行に成功したオートデスクの戦略を紹介。その成功要因となった、BIM(Building Information Modeling)/CIM(Construction Information Modeling)、ジェネレーティブデザイン、コンバージェンスなどの製品コンセプトについて解説してもらった。
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2021/01/20
オートデスクがサブスクリプションへの転換を成功させた理由を織田社長に訊く
最近のSaaSと言えば、直接販売が中心のサブスクリプションビジネスモデルを連想するかもしれない。しかし、従来から構築してきたパートナー販売ネットワークを維持しつつ、サブスクリプションライセンスへとビジネスモデルの転換に成功した企業も存在する。3D設計及びエンジニアリングのためのソフトウェアを提供するオートデスク日本法人のトップに、同社が経験してきたビジネス変革の歩みについて訊いた。
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2021/01/08
データドリブン経営とは何か?経営の未来を探る
2020年12月8日にdata tech 2020がオンラインで開催された。クロージングキーノートは「データドリブン経営とは何か? 経営の未来を探る」と題し、富士通の執行役員常務CIO兼CDXO補佐である福田譲氏と、ジャパン・クラウド・コンピューティングのパートナーで、ジャパン・クラウド・コンサルティングの代表取締役である福田康隆氏がパネルセッションを行った。モデレーターは本誌統括編集長の押久保剛が務め、事前登録者数が900名を超える注目のセッションとなった。
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2020/12/11
「DXはバズワード。本質はビジネストランスフォーメーション」武闘派CIO友岡賢二×福田康隆
エレベーター・エスカレーターのフジテック株式会社(以下、フジテック)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて在宅勤務への切り替えを行った。在宅勤務にあたってはIT環境の整備が欠かせない。製造業において迅速に在宅勤務へシフトを可能にしたのは、その辣腕ぶりから武闘派CIOとも呼ばれる同社CIO友岡賢二氏だ。同氏にCIOとしての姿勢、そしてDXについてを福田康隆氏が聞いた。
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2020/11/30
時代が求める攻守一体のIT部門 外資から転身し経営目線も有する資生堂CITOから見た課題と解決策
ウィズコロナを見越した事業継続を各社模索している状況の中、CIOがますます重要な役割を担いつつある。経営目線と連動するデジタル・IT活用を推進できるかどうかが、今後の企業の生存のカギを握っていると言っても過言ではないだろう。今回「経営目線でのIT投資の本質」をテーマに資生堂の執行役員CITO(Chief Information Technology Officer)の高野篤典氏とIT投資の可視化を支援するサービスであるApptio日本法人代表 成塚歩氏の対談が実現。経営におけるCIOの役割とは...
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2020/11/12
なぜ自動運転ビジネスが注目されるのか?そのポイントは大きく変化する生活様式と消費行動にあり
自動運転の技術が向上し、関連するビジネスも急速に展開され始めています。自動車業界や政府が自動運転ビジネスに注力するのは、経済効果が大きいからにほかなりません。では、なぜそれほどの経済効果が見込まれるのでしょうか。今回は『自動運転&MaaSビジネス参入ガイド』(翔泳社)より、「Chapter2 自動運転ビジネスが注目される理由」を紹介します。
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2020/08/25
緊急度が高い“経営イシュー”としてのバックオフィスのDX──経理や人事が起点となる経営変革とは?
ここ数年、企業経営におけるDXの重要性が認識されるようになったものの、営業やマーケティングなどのフロントオフィス業務に比べてバックオフィス業務ではDXがあまり進んでいない。そのような状況に対し、バックオフィスこそ早急にDXを進めなければいけないと訴えるのがスーパーストリーム株式会社 取締役 企画開発本部長 山田 誠氏だ。日本の9,400社以上に活用される会計・人事給与システムを提供する立場から、バックオフィスの変革を進めるべき理由と進める際のポイントや成功事例をお話しいただいた。
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2020/08/20
「ITの前にビジネスありき。その思考がCIOには必須」アフラック生命保険 二見通×福田康隆のDX対談
アフラック生命保険(以下、アフラック)はDXの推進を標ぼうし、保険の枠を超えたお客様へのトータルサポートを目指している。ITの側面からこれらの取り組みを指揮する同社の二見通上席常務執行役員CIO(最高情報責任者)に、現在の取り組みとこれから、そしてDXについてジャパン・クラウド・コンピューティング、そしてジャパン・クラウド・コンサルテングの福田康隆社長が聞いた。
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2020/06/19
「まさに長篠の戦い。織田信長のように戦い方を一変させる局面」富士通福田譲×福田康隆のDX対談
小社の押久保剛統括編集長の声掛けで、SAPジャパン代表から転身し、話題となった富士通株式会社の福田譲 執行役員常務 CIO 兼 CDXO(最高デジタル変革責任者)補佐と、小社刊『THE MODEL』著者であり、ジャパン・クラウド・コンピューティング株式会社、そしてジャパン・クラウド・コンサルティングの福田康隆社長のオンライン対談が実現。日本企業の経営課題とDXの本質について、現場の最前線に立つ福田譲氏に聞いた。
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2020/05/15
DX時代に「企業」と「人と組織」はどう変わるべきか?『THE MODEL』著者・福田康隆氏に訊く
新型コロナウイルス(COVID-19)により、社会、そして企業は大きく変わることを求められている。その上で企業はどのように変わるべきか? そしてITをどう使いこなしていくべきか? 小社刊『THE MODEL』の著者で、ジャパン・クラウド・コンピューティング株式会社、そしてジャパン・クラウド・コンサルティングの福田康隆社長に聞く。聞き手は小社の押久保剛統括編集長 兼 EnterpriseZine編集長。対談はオンラインで実施した。
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2019/10/10
「ベンダー保守をやめてDX予算を捻出する」という選択肢──リミニストリート脇阪社長に訊く
「2025年の崖を乗り越えるためにSAPなどのバージョンアップは必須ではない」というのがリミニストリートの脇阪社長。「そもそもDXと基幹系システム移行の問題を同時に語るのがミスリード」とも。ベンダーの保守サービス予算を減らし、デジタル変革の予算を捻出するという同氏の主張について訊いた。
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2019/10/01
AI×量子コンピュータで社会課題を解決 ─ 福岡のAIベンチャー、グルーヴノーツの挑戦
グルーヴノーツという企業がある。本拠地は福岡。代表取締役社長を務めるのは、イーシー・ワンの創業者としても知られる最首英裕氏だ。グルーヴノーツは誰もが簡単に利用できるAIとして「MAGELLAN BLOCKS」を提供、4月には量子コンピュータを活用した「組合せ最適化ソリューション」もベータとして提供開始した。最首氏にグルーヴノーツの思想、MAGELLAN BLOCKSで目指すことについて聞いた。
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2019/05/27
デロイトトーマツ「Tech Trends 2019」発表、NoOps、DevSecOpsなど浮上、日本はさらに遅れ目立つ
デロイトトーマツが「Tech Trends 2019 日本版」を発表し、5月24日記者発表がおこなわれた。ここ数年続く、アナリティクスやクラウド、コグニティブの重要性は変わらず、「サーバレス/No Ops」「DevSecOps」などのテーマが浮上。全体としては個別テクノロジーよりも、ビジネスや企業の文化の面が強調され、「日本はますます世界に離されている」という見解が述べられた。
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2018/07/13
【イベント】本の文化を記憶する。神保町アーカイブは可能か? 仲俣暁生×高野明彦
8月2日、東京・神田「神保町ブックセンター」で国立情報学研究所 高野明彦氏と仲俣暁生氏の対談イベントが開催される。本や地域についてテクノロジーによるアーカイブや可視化の方法について紹介し、「文化の記憶」について探る内容となる。
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2014/08/28
ビジネスモデル会計がめざすもの-究極の計数感覚
ビジネスモデルを構築する必要性を一言でいえば、「付加価値の創造」です。そしてビジネスモデル会計の重要な役割は、付加価値を測定し、ビジネスモデルを評価するための基準作りです。前回は、ドラッカーの5つの計器を、「ビジネスモデルの評価基準」として紹介しました。連載のテーマである「ビジネスモデルを会計的に考える発想」すなわち「計数感覚」が重要であることは、ドラッカーの5つの計器をみれば明らかではないでしょうか。連載の最後に、ビジネスモデルとビジネスモデル会計の関係を整理しながら、計数感覚をどのように身...
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2014/08/07
インダストリアル・デザイナーが企業内イノベーターとして活躍するために、何が問われるのか?
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)が企画する「IDイノベーション・連続セミナー」の第二回目が、7月22日に開催された。2回目のセッションは「イノベーションをつくる」と題し、リ・パブリック共同代表で、東京大学i.school共同創設者エグゼクティブ・フェローの田村大氏が登壇。成熟企業の中で繰り返しイノベーションを起こすシリアル・イノベーターや、イノベーションにまつわるさまざまな課題や取り組み方についての講演、ダイアローグが展開された。その内容をレポートする。第1回目のレポ...
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2014/07/29
ドラッカーの教えから学ぶビジネスモデルの評価基準
前回(第17回)から、連載の総まとめとして、何を理解していただきたかったかを整理しています。ビジネスモデルの構築には、会計的な発想が必要で、かつ関係が深いのです。そこには、損益計算だけでなく、貸借対照表とキャッシュフローを加えた、総合的な見方が必要です。今回は、ビジネスモデルとビジネスモデル会計の関係を、ドラッカーが提唱する「5つの計器」から整理します。
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2014/07/23
競争優位が「瞬時に崩れ去る」時代の新しい戦略書『競争優位の終焉』
本書は、従来正しいとされてきた戦略論では競争優位を長期的に維持することが難しくなる時代において、組織および個人がどう対応していくか?という難題に対して、著者の分析と実践を通して解決策の体系を紹介した一冊です。日本企業の多くが例外なく直面している課題にも拘わらず、こうした考え方はまだまだ十分理解されていないように感じます。本記事ではこの壮大なテーマに対する著者の提唱内容のエッセンスを俯瞰してみたいと思います。
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2014/07/17
なぜビジネスモデル変革が進まないのか? 企業内イノベーターへの処方箋『ホワイトスペース戦略』
「ビジネスモデル」という言葉は、ずいぶんと普及したように思える。その概念を私たちが理解する上で、すぐに思い浮かべる『ビジネスモデル・ジェネレーション』は大きな功績を果たした。その半年前に出版された『ホワイトスペース戦略』を“隠れた名著”として紹介したい。実は、著者であるマーク・ジョンソンは『イノベーションのジレンマ』で有名なクレイトン・クリステンセンとイノサイト社を設立した共同創業者である。つまり、『イノベーションのジレンマ』シリーズとして読むと、さらに深い気づきが得ら...
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2014/07/14
マザーハウス山崎大祐氏が語る、30年後を見据えた哲学と組織デザインによるブランド構築
公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)が企画する「IDイノベーション・連続セミナー」が6月26日に開催された。「IDイノベーション・連続セミナー」は、モバイルクルーズ株式会社代表取締役の安西洋之氏がモデレーターを務め、デザイナーがより事業企画に参画し、よりクリエイティブな事業を展開するためのアイデアを考えるセミナーだ。「ブランドをつくる」と題した第一回目のセッションには、マザーハウス取締役副社長の山崎大祐氏が登壇し、途上国から世界に発信するバッグのブランドづくりの取り組みと...