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TBMを提唱するApptioの最高製品責任者が来日、「日本企業のIT投資をワンランク引き上げる」

 企業のIT投資最適化の方法論であるTBM(Technology Business Management)の実践を支えるソリューションを提供するApptioは、2023年1月、FinOpsのマーケットリーダーの1社であるCloudwiryを買収した。それを機に元AWSで、同社最高製品責任者のユージン・カブストフ(Eugene Khvostov)氏が来日した。企業のクラウド利用時のコストに対する課題意識もますます高まっているなか、製品開発者の視点から、クラウドの有効活用はどうあるべきかなどについて、話を聞いた。

TBMとはIT投資最適化の方法論

 企業のIT投資が、大規模化、複雑化していく中で、IT投資のポートフォリオをどのように管理し、投資の優先順位をどのようにつけていくのか、IT部門とビジネス部門がIT投資に関する予算に対する共通理解をどのように形成していくのか? こうした課題に答えるための、方法論がTBM(Technology Business Management)だ。そしてその方法論を具体的なソリューションとして提供するのが、Apptioだ。

 今回、同社の最高製品責任者のユージン・カブストフ氏(Eugene Khvostov)が、初来日をした。元AWSで重要なポストを務め、クラウドコスト管理のコミュニティ FinOps Foundationのボードメンバーでもある同氏が、IT投資最適化のための方法論であるTBMと、先ごろ発表したCloudwiryの買収について語ってくれた。

──AWS在籍時のお仕事とApptioに転籍された理由をお聞かせください。

ユージン氏:アマゾンでは導入企業のためのクラウドのコスト管理を行うチームを率いていました。顧客の大規模なクラウドの導入を管理するという、非常に重要な仕事でしたが、私自身はアマゾンのクラウド事業の枠を超えたテクノロジーのマネジメントの必要性を感じていたこともあり、Apptioに参画することにしました。クラウドの財務管理とその分野における主要なリーダーであるApptioで活動することが、自分自身の幅を広げる本当に良い機会だと思ったのです。Apptioはとても動きが速く、ダイナミックで、企業の技術コスト管理や価値創造の方法を変えようとしている会社だと感じています。

──AWS時代には、TBMという方法論をどのように見ていたのでしょうか?

ユージン氏:2016年に出たTBMの本を読んで、この方法論が大企業の顧客がIT投資に対して持っているテクノロジーコストをどのように、管理するかという課題を解決する重要なものだと感じました。それまで、AWSやFinOps Foundationという団体での活動を通じて、クラウドのコスト管理やベストプラクティスに携わっていたので、IT投資全体を管理するTBMに魅力を感じていました。

 特に現在のマルチクラウド、ハイブリッド・クラウド、デジタル・トランスフォーメーションといった変化の波の中で、TBMは大きな貢献をもたらすだろうと考えています。

 TBMの方法論には、ITのコストおよびリソースを、モデル、メトリクス、タクソノミー(分類法)といったフレームワークによって構造化し、IT投資の最適化を図ります。これらの指標によってITコストのビジネスへの影響と価値を明確にし、IT部門と財務部門や経営層との共通言語を創ることによって、ITコストの継続的な削減を図るものです。それは一見複雑そうなものに見えますが、企業の中の様々なデータを取得し、TBMのソリューションの仕組みにマッピングすることで迅速に、最適化のための洞察を得ることが出来るのです。

次のページ
TBMのフレームワークとは何か

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この記事の著者

京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)

ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、EnterpriseZineをメインにした取材編集活動、フリーランスとして企業のWeb記事作成、企業出版の支援などもおこなっている。 ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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