日本システムウエア(以下、NSW)は、3月25日に台湾のC-LINK TECHNOLOGY(以下、C-LINK)とAI画像処理技術分野における相互協力に関する覚書(MOU:Memorandum Of Understanding)を締結したことを発表した。
両社は、日本と台湾においてそれぞれ、AI画像処理技術を様々な産業で活用することに強みを持つシステムインテグレータとして2018年からAI画像処理に関する技術交流とPoC(概念実証)による協業を開始している。今回は、従来の協力体制をより本格化し、車両や人流などのリアルタイム検知や集計にAI画像処理技術を活用した、スマートシティソリューション提供を目的とすることで合意に至ったという。

調印式の様子 [画像クリックで拡大]
協業内容
- スマートシティソリューション提供に向け、監視カメラやドローンを使ったAI画像処理技術を道路交通状況の分析などで活用するための相互協力
- 相互協力に関して必要な技術交流
今後両社は共同で、日本での実証実験と市場展開を図るとともに、将来的にアジア市場への展開を検討している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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