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北國銀行と日本ユニシス、Azure上でオープン勘定系システムを稼働開始

  2021/05/07 19:45

 北國銀行と日本ユニシスは、日本マイクロソフトのMicrosoft Azure上でオープン勘定系システム「BankVision」の稼働を5月3日に開始したことを発表した。フルバンキングシステムのパブリッククラウド環境での稼働は国内初である。

 BankVision on Azureは「新時代の金融サービス向けプラットフォーム」として、堅牢性を担保しながら、異業種やFintechなどと銀行機能をシームレスに連携できるコネクティビティを実現し、新たな収益機会を後押しするものだとしている。また、地方銀行のビジネスモデル変革に向けて、銀行業務のデジタル化とともに地域の産業・地域の顧客に対するコンサルティング業務・デジタル化支援を行い、地域のさらなる活性化を実現するという。

BankVision on Azureの強み

  1. 強固な堅牢性と各種規制対応が求められるコアバンキングシステムをパブリッククラウド上で実装:金融機関に個人情報の取り扱いやセキュリティー、信頼性で高く評価されているMicrosoft Azureの活用により、固定的なIT費用を適正化。守りを固めながらも競争力強化のための戦略投資を支える
  2. オープンAPI対応により、周辺システムや先進サービスと低リスク・短期間で連携できるインターフェースを提供:オープンAPI公開基盤「Resonatex」との連携により、多彩なサービスとシームレスに接続。未来のプラットフォームとして金融サービスの高度化・多様化を支える
  3. データの収集・蓄積~分析・活用による新たなサービスの創出:勘定系をはじめとする各種データをクラウド上で収集・蓄積。蓄積されたデータから分析・洞察を行い、デジタルチャネルを通じた新たなサービスの創出を支える

 北國銀行と日本ユニシスは、「BankVision on Azure」と並行して、Azure上でのデータの収集・蓄積を行う「Data Lake」をはじめ、データ活用プラットフォームの構築を推進中。日本マイクロソフトが提唱するデータを活用した新しい価値やサービスを創造する「デジタルフィードバックループ」の実現を図り、銀行データおよび地域データを活用した地域エコシステムの実現を目指すという。

 今後は、より良い金融サービスの実現や銀行経営の効率化を目指し、勘定系システムをはじめとした銀行システムにおいて、既存資産を生かしながらクラウドの利用メリットを最大化するよう、コンテナやPaaS技術などの様々な技術の活用に向けて取り組んでいくとしている。

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  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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