ストラタステクノロジーは、10日、ハイアベイラビリティ仮想化プラットフォーム「Stratus Avance ソフトウェア version 1.5」(Avance 1.5)の販売を開始することを発表した。Avance 1.5の特徴は、インスタンスを異なる拠点のサーバーなど2箇所にインストールするスプリットサイトによるディザスタリカバリ(災害復旧)機能が標準装備されたことだ。
スプリットサイトのディザスタリカバリに対応することで、信頼性を高めるだけでなく、大規模なFTサーバーを導入せず、既存サーバーを利用したシステムの構築が可能になる。また、仮想化技術の利用と、既存のリソースを活用することで導入コストを抑え、投資資産の有効かつにもつながる。
そのほか、iSCSI対応、内蔵ハードディスクのハードウェアRAID構成にも対応した。Avance 1.5のシステム当たり(サーバ2台)の標準価格は980,000円(税抜)で、1年間の保守サポートも含まれる。