アイ・ティ・アール(ITR)は、18日より、企業のITスタッフやエンジニアなどのスキル向上のためのプログラムを体系化した「ITR Academy」の提供を開始した。「ITR Academy」は一般的な資格試験とは異なり、自社や自部門を担当するITプロフェッショナルに必要な現場力に着目したものとなる。
ITRは、同社のコンサルタント業務や教育プログラムなどの実績をベースに、現場で必要とされるスキルを養成するプログラムを開発した。その特徴は、必要なスキルを「ベーシック・スキル」「プロフェッショナル・スキル」「マネジメント・スキル」と分類し、それらについて、戦略立案、ITマネジメント、要求分析、アーキテクチャ設計など、30科目に及ぶ包括的な教育プログラムを用意しているという。
実際のコースは、CIO/ITマネージャ、ITアーキテクト、IT企画スペシャリスト、IT購買スペシャリストなど、多様な職種にも対応できるキャリア別「標準コース」と、企業の個々のニーズに合わせてプログラムを設計した「カスタムコース」の2つがある。また、受講人数などによって、各企業内で行う「オンサイト・タイプ」と、指定の会場に集合して研修を行う「スクール・タイプ」も選べるようになっている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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