さくらインターネットは16日、専用ホスティングの新たなサービスとして「専用サーバ Platform St」を発表した。2009年7月29日より提供を開始する。
同社が従来提供してきた「専用サーバ Platform」は、高い拡張性を備えた専用ホスティングサービス。提供開始時にプランに合わせて5台~20台のラックスペースを確保されるため、ユーザは、サーバやファイアウォール、ロードバランサーなどの機器追加・変更を行うことができる。また、同社のエンジニアにより24時間365日の有人運用が提供されるため、ハウジングサービスと違ってデータセンターに入局する必要がないのも特徴だ。
今回新たに提供される「専用サーバ Platform St」では、不正なアクセスを防ぐファイアウォールを標準装備したほか、自社開発のオリジナルサーバを採用し、既存サービスよりも料金を大幅に抑えた。また、最低利用期間も従来の12ヶ月から3ヶ月となり、短期間の利用要求などにも対応できるようにした。従来の専用サーバ Platformと比較して、初年度費用が25%~55%程度割安になるという。