アルテリア・ネットワークスは、北極海を経由してアジアと欧州を結ぶ光ファイバー海底ケーブル敷設プロジェクトの実現に向けて、フィンランドの通信事業会社であるCinia、米国アラスカ州のFar North Digitalの国際企業連合と共に合弁会社「Far North Fiber, Inc. (以下、FNF)」を10月3日に設立した。
FNFは、北極海ケーブル事業の検討を推進する事業体として、北米、アイルランド、スカンジナビア、日本を直接結ぶ、高速かつセキュアなルートのケーブル敷設計画実現を目指していくとしている。約17,000kmにわたる海底ケーブルシステムを敷設し、2026年末までにサービスの準備を整える見通しだという。
なお、海底ケーブルシステムの設計と構築のパートナーにはAlcatel Submarine Networksが選ばれている。
【関連記事】
・アルテリア・ネットワークス、企業向けネットワークソリューションサービスにクラウドサービス「SCCloud」を追加
・NEC、日米間で最大規模の光海底ケーブル供給契約の締結を発表 2024年末完成予定
・Google Cloud、23年にカナダと日本を結ぶ海底ケーブル「Topaz」開通へ
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア