Magic Momentは、2023年1月から製品開発体制を強化することを発表した。
強化の理由として同社は、増え続けるエンタープライズ企業からの需要に応えるためだとしている。スタートアップとしてイノベーションの創出を追求する開発チームと、サービス品質を追求するSREチームから構成される新たな組織体制にしていくという。
なお、1月付で両チームに執行役員が就任。今後、テスト計画や設計に造詣の深いQAエンジニア人材を中心に採用を強化し、製品開発におけるすべてのプロセスでより高水準なプロダクトの磨き込みを行っていくとしている。
執行役員 開発責任者 髙橋宏圭氏のコメント
Magic Moment Playbookは営業の世界にイノベーションを起こすプロダクトです。そんなイノベーションを起こすプロダクトの開発はいつでもチャレンジングなものであり、いつでも品質リスクがともないます。このような品質リスクを最小限にし、信頼性とイノベーションを両立したプロダクトを開発することこそが、お客様への本質的な価値の提供につながるものと私は信じております。この度組織としてSREチームが独立しプロダクトの信頼性確保を担うことによって、信頼性とイノベーションの両立はより強固なものになり、プロダクト開発をより加速させることができます。すべてのお客様がMagic Moment Playbookを安心してお使いいただき、圧倒的な営業成果を享受していただけるよう組織とプロダクトの両面での進化を続けてまいります。
執行役員 SRE責任者 清家良太氏のコメント
Magic Moment Playbookの開発をスタートしたのは2020年2月。私が一人目のエンジニアとしてMagic Momentに入社し、組織とプロダクトをゼロから作っていく中で創業経営者である村尾と大事にしてきたことの1つが、「実行されないプログラムはただの文字列」という考え方です。プログラムに限らず、すべてのアウトプットは誰かからフィードバックを受けて初めて意味を持ちます。ちょっとしたスクリプトも、共有のために作ったドキュメントも、実装した機能も、使われて初めて形をなし、フィードバックを得、進化することができる、という考え方ともいえます。この考え方に基づき、リリースをゴールとせず、貪欲にフィードバックを獲り改善し続けられる個人・組織を目指してきました。
組織・プロダクトともに成長し、これからさらに大手企業様を中心に営業の世界に変革を起こしていくために、信頼性・可用性を高める取り組みにも一層投資していきたいと思います。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア