野村総合研究所（以下、NRI）は、DX推進に関する知的資産・ノウハウを、企業に向けて提供する会員制サイト「Knowledge rabbit」（以下、ナレラビ）を11月1日に公開した。
また、同サイトに登録した会員がサイト内のフォームからDX推進に関する質問を送ると、NRIがこれまでに蓄積してきたDX関連の知的資産・ノウハウを踏まえて生成AIがチャットで回答するナレッジシェアサービスの試験運用も開始。NRIのDX推進に関する知的資産・ノウハウを、必要なときに獲得できるように最適化した形で提供するという。ナレラビの特徴は以下のとおり。
DX推進に関する知的資産・ノウハウを体系化
ナレラビ上では、DX推進のために必要な要素を「ビジョン／戦略」「ガバナンス・リスク管理」など18の分野に体系化。各分野から欲しい情報・コンテンツを体系的に収集することが可能だとしている。
生成AI機能「学習アシスタント」に質問できる
会員の質問や疑問に対して、生成AI（以下、学習アシスタント）がチャット形式で回答するサービスの試験運用を開始。会員自身が直面する課題が、図1に示した「IT／デジタルを活用してビジネスを創造・変革するための18の分野」のどこに位置するのか判断しにくい場合も、学習アシスタントに質問文を送ると、関連する情報や、各分野のコンテンツをもとにした回答が生成、フィードバックされ、当該分野への理解を深められるという。
DX関連の最新情報が手元に
ナレラビのサイトに登録すると、DX推進に関連してNRIが提供する最新の知的資産・ノウハウを確認・取得でき、コンサルタントによるレポート、リサーチ結果などNRI独自の情報も提供。また、知的資産・ノウハウ（コンテンツ）の拡充、学習アシスタントの精度向上、新機能追加などを通じて、企業・組織のDX推進を支援するとしている。
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