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NRIセキュア、「AIセキュリティ統制支援サービス」開始 法規制対応やリスク管理など

 NRIセキュアテクノロジーズ(以下、NRIセキュア)は、企業・組織が生成系AIを含む人工知能(以下、AI)を適切に活用できるよう支援する「AIセキュリティ統制支援サービス」を、7月31日より提供開始する。

 同サービスでは、企業がAI技術を用いて事業や経営の変革を推進するにあたり、AI技術のセキュリティ、倫理、社会的影響、プライバシー・個人情報保護などに関する法規制対応といった課題解決やリスク管理を支援。NRIセキュアのコンサルタントとエンジニアにより、主に2つのメニューで提供されるという。

1. AIを安全に利用する「Security for AI」支援

 AI技術のセキュリティ対策の実装支援や、AI利用における規程整備、セキュリティ上のリスクに関する論点整理と評価などを行い、各種AIの安全な利用を提案。米国のNIST(米国立標準技術研究所)による「AIリスクマネジメントフレームワーク(AI RMF)」や欧州連合(EU)における「AI規制法案(EU AI Act)」をはじめとした、AIを取り巻くグローバルの最新技術や規制動向を踏まえて、経営層やビジネスリーダーが考慮すべき、AI活用における課題対応やリスク管理を包括的に支援するとしている。

2. AIを活用してセキュリティを高度化する「AI for Security」支援

 セキュリティの向上に向けて、不正取引ログ検知やマルウェア検出、認証および脆弱性診断の高度化などを進めるための各種AIの利活用方法について、アドバイザリ支援を実施する。

 また、これら2つのメニューに共通して、AI技術のセキュリティ、倫理、社会的影響、プライバシー・個人情報保護などに関する法規制対応といった課題対応やリスク管理についても、コンサルティングを行うという。

2つの支援メニューと各AIに対するコンサルティング例<br/>[画像クリックで拡大表示]
2つの支援メニューと各AIに対するコンサルティング例
[画像クリックで拡大表示]

 なお、同サービスが対象とするAIは、生成系AIだけでなく、識別系、予測系、会話系、実行系などの各種AIだとしている。

各種AIとその活用例<br/>[画像クリックで拡大表示]
各種AIとその活用例
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 NRIセキュアは今後も、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援する様々な製品・サービスを提供するという。

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