伊藤忠テクノソリューションズ(略称:CTC)は、KDDIが提供する無線通信サービス5G SA(Standalone)の運用支援システムを構築した。
今回KDDIへ導入したシステムは、通信事業者向けのITソリューションを展開するコマーチの運用支援システム(OSS:Operation Support System)。同システムは、通信ネットワークのObservability(可観測性)、運用自動化を可能にするとのことだ。
復旧機能では、障害の発生箇所とサービスの影響範囲を把握し、サービス復旧までのプロセスや対応時間を可視化できるという。あらかじめ障害の切り分け手順と復旧作業のワークフローを作成することで、障害発生時に復旧処理を自動実行。これによりKDDIは、設備故障や大規模災害の発生時に障害箇所とサービスの影響範囲を特定し、システムの復旧につなげるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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