伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、Palo Alto Networks(パロアルトネットワークス)の拡張型検知・対応のセキュリティソリューション「Cortex XDR」に対するマネージドサービス「CTC-MXDR(Managed Extended Detection and Response)」を提供すると発表した。
CTC-MXDRは、顧客のIT環境から収集したログをCortex XDRを通じてCTCのセキュリティ・オペレーションセンター(CTC-SOC)で監視し、不審な挙動を早期に発見して対応につなげるサービス。同社は、CTC-MXDRを含めたサイバーセキュリティ運用サービス全体で、3年間で100億円の売上を目指すとしている。
今回発表されたサービスにおいて、CTC-SOCが顧客環境のCortex XDRのアラート監視を24時間365日行うという。Cortex XDRのアラートをCTC-SOCの分析基盤と同センター専任のセキュリティアナリストによって監視・分析し、セキュリティ分析を実行するとのことだ。なお、Cortex XDRの導入支援サービスは、グループ会社のCTCテクノロジーが提供するという。

CTCは、同サービスをサイバーセキュリティ運用サービス「CTCマネージド・セキュリティ・サービス(CTC-MSS)」を支えるメニューの一つとして提供するという。今後も、セキュリティ需要の高まりが予想される東南アジアに向けたサービス展開も視野にCTC-MSSのサービスを拡充していくとのことだ。
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