Netskopeは、「Netskope Oneエンタープライズブラウザ」の機能強化を発表した。
同社は、エンタープライズブラウザをNetskope Oneプラットフォームのセキュリティサービスエッジ(以下、SSE)機能と統合して提供することで、管理されていないデバイスや、一時的に企業で働く派遣・契約社員によるWebサイト、アプリケーション、その他のリソースへの接続を安全に効率化し、生産性を向上させることを可能にするという。
Netskope One企業ブラウザの現在の特徴
- Netskopeエンジニアによって構築されたChromiumベースのブラウザを使用して、管理されていないデバイスを使用するユーザーが、Webサイトやアプリケーションにシームレスかつ安全にアクセス可能
- ユーザー認証とコンテキストのために、エンタープライズのIDプロバイダーと統合
- 全体的なSSEポリシー制御から得られるコンテキストを活用した、適応型アクセスのためのゼロトラスト原則を適用
- アプリや管理されていないエンドポイントへのデータ漏えいを防止
- Netskope Oneプラットフォームの基盤となるNewEdgeネットワークで高性能なグローバルアクセスを実現し、75以上の地域、220以上の国と地域、200以上のローカリゼーションゾーンをカバーする、すべてのグローバルデータセンターでフルコンピューティングを提供
Netskope Oneエンタープライズブラウザは現在利用可能で、単体製品またはSSEサブスクリプションパッケージの一部として提供されているとのことだ。
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