ソルビファイは2026年4月20日、同社が提供する「SolvifAI」の上流工程AIエージェントが、京セラの研究開発本部において導入されたと発表した。SolvifAIにより要求・要件定義を組織的に高い品質で標準化し、顧客への提供価値向上を目指すという。
京セラの研究開発本部通信ビジネスソリューション研究開発部では、5G/IoTなどの先進通信技術を活用したサービスの企画・開発が推進されているとのことだ。こうした事業において、顧客や社会の課題を的確に捉え、最適なソリューションとして具現化するためには、要求分析や要件定義といった上流工程が重要とされている。
近年、生成AIの普及にともない、専門性の高い業務においても高度化への期待が高まっているという。同部門においても汎用型AIの導入を進めてきたが、要求分析や要件定義での活用は限定的だった。これらの業務では顧客の要望を引き出し、整理・具体化しながら合意形成を図る力が求められる一方、対応できる人材は限られており、組織的な能力向上が課題となっていたとしている。
こうした背景のもとSolvifAIの上流工程AIエージェントのPoCを行い、要求定義書の作成において大幅な業務効率化を実証。この結果を受け、今後活用が進められていくとのことだ。
今後は、要求定義書の自動生成用フォーマットに有識者の知見やノウハウを継続的に反映し、組織として高水準の成果物を安定的に生成できる仕組みの構築を進めていくという。加えて、要件定義などの他領域へ段階的に適用範囲を拡大し、SolvifAIの活用を通じて関連業務全体の高度化を目指すとしている。
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