集英社ゲームズは、Docusign(ドキュサイン)のインテリジェント契約管理プラットフォーム(IAM)を、2026年10月より運用開始した。
同社の法務部門では、一つの契約を処理する過程で、審査依頼の受付はチャットツール、案件の管理はGoogleスプレッドシート、承認の取得・記録はチャットツールとメール、法務レビュー時の修正履歴は担当者個人のクラウドストレージと、工程ごとに異なるツールを経由する運用が続いていたという。交渉経緯や承認履歴を確認するにもツール間の行き来が必要で、法務部門の作業コストの大部分を占めていたとのことだ。
加えて、不定型の契約が多い中、初稿の作成は手作業が中心だったという。入力漏れや品質のばらつきが発生しやすく、法務部門がその都度補正を行う必要があったため、現場・法務双方のボトルネックになっていたと述べている。
なお同社では、2022年より「Docusign eSignature」を電子署名に活用している。2026年7月、ツールの一元化と処理の効率化による法務コスト削減を目指し、「Docusign IAM」へ利用範囲を拡大。法務部門を中心に環境構築を進めたのち、同年10月より事業部門および法務部門で運用を開始しているという。
Docusign IAMは、契約に関わる業務を契約前・契約締結時・契約締結後の3つの段階で支援するインテリジェント契約管理プラットフォーム。契約依頼の受付から、レビュー・承認、電子署名による締結、締結後の保管・検索・分析までを、ワークフローやAIを活用してつなぐとしている。
集英社ゲームズでは現在、「Agreement Desk」(契約依頼の受付・台帳の一元管理・ステータスの可視化)、「Workflow Builder」(テンプレートによるドラフト自動生成・フロー制御)、「Docusign eSignature」(電子署名による契約締結)を活用しているとのことだ。
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