この製品は、アクロニスWebサイト、またはディストリビューターであるソフトバンクBB、ダイワボウ情報システム、ネットワールド、およびアクロニスのリセラー企業を通して販売されるという。
「Acronis vmProtect 8」は、VMware vSphereによって構築された小規模仮想環境を簡単、かつ迅速にバックアップ、リカバリを実行し、ビジネス継続性、効率性、コスト削減を支援するとしている。
発表によると「Acronis vmProtect 8」の主な新機能は次のとおり。
1. vmFlashBack(増分復元)
異なる箇所だけを復元するFlashBack機能を新搭載。バックアップ取得後に変更されたブロックのみを復元するため、前世代バージョンでの復元時間を10分の1~100分の1に短縮することが可能。
2. VMware vCenter統合
前世代バージョンでは、この製品の管理はWebブラウザ経由でのみ可能だったが、VMware vCenter統合に対応している新バージョンでは、ユーザがvSphereクライアント画面から同じ操作を行うことが可能。これにより、ユーザは、仮想マシンの操作や仮想マシンの保護を、単一のUIで実行可能。
3. バックアップデータのコピー
バックアップデータのセカンドコピー機能を新たに搭載。この機能により、ユーザは、オンプレミス環境の仮想マシンのバックアップデータを、物理的に離れた遠隔地などのストレージにコピーを作成可能。
「Acronis vmProtect 8」は、VMware vSphere ESXi 5.1、Windows 8、Windows Server 2012に対応しているという。ユーザは、VMware vSphere ESXi 5.1への対応により、Exchangeの復元をESXi 5.1上のExchange 2003SP2以降/2007/2010において実行できるという(ESXi 5.1ホストバックアップおよびベアメタル復元はマイナーアップデートで対応予定)。
■製品の詳細
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000006281.html