クラウドワークスがAmazon Redshiftへのデータ転送サービス「FlyData Sync」を採用
Amazon Redshift上にデータベースを構築し、マーケティング分析とログ監査に活用
クラウドワークスは、7月から「FlyData Sync」を活用して、クラウドソーシング事業のデータ集計、分析およびサービスに利用しているMySQLのデータをAmazon Redshift上に転送・複製し、複製したデータベースをマーケティング分析とログデータ監査に活用しているという。
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を運営しており、クラウドソーシングを活用してビジネスマッチングを行っている。
同社では、サービス開始当初よりデータ主導による意思判断を重視しており、経営指標を正確に把握・管理できるサービスおよびITインフラの開発を行ってきたという。
しかし、ビジネスが急速な成長を遂げる中で分析やデータの蓄積がサービスと一体化している構造では、今後のサービスの柔軟な拡張を阻害する要因となりうると判断。分析やデータ蓄積をサービスと分離することを決定したという。
クラウドワークスでは、2014年4月よりデータ分析基盤の見直しに着手、まずAmazon Redshiftの活用を決め、さらにAmazon Redshiftへのデータ移行技術として、「FlyData Sync」の採用を決定した。
「FlyData Sync」の導入以前は、サービスに関わる膨大なデータの処理に時間がかかっていたが、Amazon Redshiftへのデータ複製により、サービス側に負担をかけることなく処理を行うことが可能となり、データ分析だけでなく、監査にも容易に対応できるようになったとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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