「デル データプロテクション」は、ワークスタイルの変革によってもたらされるモバイル化を安全にサポートするための製品で、3つの保護機能を備えている。保護機能の概要は次のとおり。
●「デル データプロテクション エンクリプション (DDP|E: DDP Encryption)」(データの暗号化):エンドユーザーがどこにいてもデータを保護。DDP|Eには、次の8エディションがある。
- Enterprise Edition(データ中心型暗号化)WindowsやMacのため中央で管理されたPCのデータを中心とする暗号化 (外部メディアエディションを含む)
- Personal Edition(データ中心型暗号化):ソフトウェアをローカルで管理(External Media Editionを含む)
- External Media Edition(外付メディアデバイスを暗号化):暗号化ポリシーの設定、または全ポートを一括で無効化
- BitLocker Manager:包括的な保護、監査、コンプライアンスを可能にするMicrosoft BitLockerの管理を簡略化
- 自己暗号化HDDサポート: 自己暗号化HDDの中央管理とサポートを完全に統合 (Windows 7のみ対応)
- ハードウェア・アクセラレーター : 大量のデータの暗号化も安心のFIPS 140-2, レベル3認定(Windows 7のみ対応)
- Mobile Edition : モバイルデバイス (Android、iOS) の暗号化と管理機能
- Cloud Edition : エンドユーザーファイルをパブリッククラウド内で暗号化し、キー、およびアクセス権のあるユーザーのコントロールをユーザーが保管
●「デル データプロテクション セキュリティツール (DDP|ST: DDP Security Tools)」(安全で高度なユーザー認証を実現):DDP|STはデル独自のControlVaultセキュリティチップにより、さまざまな認証データを独立したセキュリティチップ内で保護し、承認されたユーザーだけにデータアクセスを許可。
●「デル データプロテクション プロテクテッドワークスペース (DDP|PW: DDP Protected Workspace)」(マルウエア検知および防御):日常的な標的型攻撃の脅威からユーザーとデータをプロアクティブに保護。