今回は、一括サポートサービスの第一弾として、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー「VCE VxRail」上で「VMware Horizon」を稼働させる仮想デスクトップ・インフラストラクチャー(VDI)システムを対象として、「VCE VxRail」と「VMware Horizon」の一括サポートサービスを7月1日より提供開始する。
「VCE VxRail」は、コンピューティング、ストレージ、ネットワーク、仮想化リソースなどをソフトウェアベースで単一のアプライアンス上に構成するターンキー統合システム基盤であるハイパーコンバージド・インフラストラクチャー。シンプルにアプライアンス1台からスタートして、1ノード単位で追加が可能で、VDIを展開する上で拡張性に優れているという。
「VCE VxRail」は、VMwareハイパーコンバージドソフトウェア(「vSphere」「vCenter Server」「Virtual SAN」)に対応しており、サーバー仮想化、ソフトウェア定義のストレージ仮想化を実現することが可能だ。また、VMware社のネットワーク仮想化及びセキュリティプラットフォーム「VMwareNSX」やクラウド自動化ソフトウェア「VMware vRealize Automation」などと連携が可能で、データセンター仮想化(Software-Defined Data Center)を実現するためのITインフラストラクチャーだという。
ネットワールドは、今回提供するデスクトップの仮想化「VMware Horizon」との一括サポートサービスに続き、「VMware NSX」や、OpenStackをVMwareベースのインフラストラクチャー上に展開する「VMware Integrated OpenStack(VIO)」など、ニーズの高いVMwareソリューションをはじめ、Citrix XenDesktopやMicrosoft Virtual Desktop Infrastructureなどにも順次対応し、総合的なハイパーコンバージド・インフラストラクチャー一括サポートサービスを提供していく予定だとしている。