OIN(オープン・イノベーション・ネットワーク)は、関連する特許の共有化を進め、Linuxを特許侵害訴訟から守るために設立された。Linuxに対する特許権を行使しないという条件の下、OINは自らが取得した特許を企業・個人に無償で提供する。OINのライセンシーとなった企業は、特許を気にせずに開発に集中し、Linuxを様々な分野で活用できるわけだ。
OINのCEO、ジェリー・ローゼンタール氏は「グーグルが今回結んだライセンシー契約がきっかけとなり、さまざまな企業がライセンシーとして参加することを期待している」と語った。