Clementineはビジネスユーザーを対象とした世界初のデータマイニング・ワークベンチ。視覚的で素早いモデル作りの提供が特徴だ。データマイニング市場のトップとしての地位を確立しており、そのユーザーは電子取引、通信、金融、小売、健康管理、政府、高等教育など様々な分野に及ぶ。日本国内でも700以上の組織がClementineを使っている。
新バージョンである「Clementine11」では、パフォーマンス改善、統合性、拡張性、セキュリティの向上を図ったことに加え、高度な統計分析の実施と、より正確な分析結果の取得に向け、データ準備ツールの機能強化やデータ学習機能であるSLRM(Self-Learning Response Model)を含む7種類の新しいアルゴリズムの追加を行なっている。
これらにより「Clementine11」は、導入組織に対して高いパフォーマンスと生産性を提供し、データマイニングの投資利益率を飛躍的に高めることができるとのこと。SPSS Japanによる直販とビジネスパートナーの販売により、初年度200ユーザーの販売をめざしている。
イリノイ州シカゴに本社をおく米SPSSはPredictive Analyticsソフトウェアおよびソリューションを提供する企業(Predictive Analytics……現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すよう、データを戦略的で有効なアクションにつなげること)。民間企業、大学、公共機関など25万以上の団体がSPSSテクノロジーを活用し、増収、コスト削減、プロセス改善、不正の発見と防止などに取り組んでいる。Fortuneトップ1000にランクされる企業の95%以上がSPSSユーザー。
【参考】 SPSS、統合型マイニングプラットフォーム最新版「Clementine11」をリリース
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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