「EventLog Analyzer」は従来、クレジットカード会員のカード情報や取引情報を安全に守るために策定された、クレジットカード事業者およびその加盟店向けの国際セキュリティ基準「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」に準拠するための機能(主に要件10に関連する内容)を複数提供してきた。
今回リリースした「EventLog Analyzer」の最新版「ビルド11070」では、TLS(最新版1.2を含む)を使用したログ収集をサポートすることで、PCI DSS準拠の要件2.2.3、2.3、4.1に関連する市場のログ管理ニーズへ応えた。なお、PCI DSSについては、2020年に開催される東京オリンピックに向け、経済産業省から実行計画が公開され、国内のEC加盟店は2018年3月末までの準拠(もしくはクレジットカード情報の非保持化)が求められている。
このほか、最新版「ビルド11070」では、組織の業務時間外(深夜や定休日等)に発生した重要操作をアラートとして通知する機能を新たに追加し、セキュリティログの管理機能を強化したという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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