ソラミチシステム(以下、ソラミチ)と三菱電機ITソリューションズ(以下、MDSOL)は、薬局を取り巻く環境の変化、多様化する薬局経営・薬局業務をより幅広く様々なニーズに対応するため、業務提携契約の締結を発表した。
保険薬局は今、昨年からスタートした服用期間中のフォローアップ、オンライン服薬指導への対応や、この春からスタートするオンライン資格確認への対応、8月からスタートする地域連携薬局、専門医療機関連携薬局への準備など、新たな取り組みへの対応を求められているという。
今回の提携により、MDSOLは従来の薬歴管理システム「Melhis(メルヒス)」に加え、新たにソラミチの「CARADA 電子薬歴」(旧サービス名「Solamichi」)を選択肢に加えることにより、今まで以上にニーズに応える保険薬局システムの提供を推進するとしている。
一方、ソラミチは自社の電子薬歴と共にMDSOLの「調剤 Melphin/DUO」を紹介することで、より幅広い提案が可能になるという。
両社は業務提携の第一弾としてそれぞれの販売網を活用した販売協力をスタート。将来的には相互のシステム連携を強化し、患者様の健康維持、重症化予防などを実現できる新たな薬局サポートシステムの構築を目指すとしている。
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