パロアルトネットワークスとマクニカソリューションズは、みんなの銀行のフルクラウドバンキングシステムに、パロアルトネットワークスのクラウドネイティブセキュリティプラットフォーム「Prisma Cloud」が導入されたことを発表した。
同行は、コンテナおよびKubernetesクラスタ実行を含む、バンキングシステムのクラウドネイティブ環境全体のセキュリティ強化と可視化のために「Prisma Cloud」を導入。また、セキュリティリスクを軽減のためDevSecOpsを実践し、稼働前のバンキングシステムや各アプリケーションにPrisma Cloudを組み込み、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)ツールと連携して開発が進められたという。
みんなの銀行 サイバーセキュリティグループ グループリーダー 二宮賢治氏は、「バンキングシステムにとってセキュリティはトップリスクであり、みんなの銀行では必要なセキュリティ対策はすべて取り込む方針で臨んでいます。本番環境のバンキングシステムでは、開発環境からPrisma Cloudを組み込んだDevSecOpsを実践することで、これまでインシデントは発生していません。Prisma Cloudには、未来の銀行を支えるプラットフォームを保護する、要としての役割を期待しています」と述べている。
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