伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、MEGAZONEの株式を49%取得したと発表した。今後CTCは、MEGAZONEとのJV事業をスタートし、2025年には年間650億円の売上を目指すという。

同社は、2019年にJV事業の実効性検証を目的にMEGAZONEに19%出資している。目標を大きく上回る効果を確認できたことから、増額したという。
CTCは、ハイブリッドクラウド環境を最適化して提供するクラウドマネージドサービス事業として、4つのサービス群を「OneCUVIC」として展開。今回予定しているJV事業は、同社におけるAWS事業の拡大につながるものだとしている。
さらに、ASEAN地域に展開するCTCグループと連携して、アジア地区最大規模のクラウドインテグレーション&マネージドサービスプロバイダー連合を形成していくという。具体的には、AWS、GCP、Azureをはじめとするパブリックラウドサービスを中心に、
- コスト運用効率の改善サービス
- 運用ソリューション
- クラウドネイティブ化サービス
- 運用・セキュリティサービス
- クラウドコントロールプレーンの開発
の5つの分野でサービスを拡充するとしている。
【関連記事】
・CTC、ローカル5Gの技術検証が可能な専用スペースを開設 ベンダーと連携しながらの検証作業も
・CTC、日本IBMとのパートナーシップ強化でクラウド分野のサービス拡充を目指す
・CTC、3年で10億円の売上を新ソリューション群「Figues」で目指す
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア