ソフトバンクは、2023年4月に開校予定の私立高等専門学校「神山まるごと高専」が募集する「スカラーシップパートナー」に参画し、2022年度中に神山まるごと高専に関して10億円の支援を実施すると発表した。
これにより同社は、神山まるごと高専における学費の実質無償化の実現に貢献。起業支援やテクノロジーに関する教育プログラムの提供などを通して、神山まるごと高専におけるデジタル人材や起業家の育成を支援するとともに、将来の日本をリードするような人材輩出に寄与することを目指すとしている。
今後、ソフトバンクが持つDXや起業家育成、スタートアップ支援、プログラミング教育などに関する知見・ノウハウを生かしながら、神山まるごと高専に対してインキュベーションプログラムや、SDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みの一環として実施しているテクノロジーを活用した教育プログラムの提供などを計画しているという。その他、ソフトバンクの通信サービスやICT(情報通信技術)ソリューションの提供などを通して、充実した教育環境の実現にも取り組むとしている。
【関連記事】
・ソフトバンク、3年間の「DW4000プロジェクト」で約241億円のコスト削減
・ソフトバンクとMarindows、海事産業のDX推進で資本業務提携
・ソフトバンク、リテール向けAI解析サービスを開発 カメラ映像の活用を後押し