11月11日、セーフィーは「Safie Trail Station(セーフィー トレール ステーション)」をピエトロが導入したと発表した。
ピエトロは、ネットワーク接続型ストレージ製品「Safie Trail Station」3台を導入・活用することで、既に工場内に設置していたIPカメラ30台をクラウド化した。これにより管理者が遠隔にある事務所から工場内の各工程を映像データで確認し、複数の工場を一括で管理できるようになったとのことだ。

また。移動にかかる時間と労力が削減された結果、管理業務効率が向上。映像データによる振り返りが容易になったことで、製造作業の進捗確認や工場内での状況変化を早期に把握できるようになり、保全管理体制の強化にもつながっているとする。

ピエトロ 製造本部 製造サポートセンター係長 今﨑博史氏は、「労働環境の変化が進む中でも、食品の品質を維持し続ける必要性を強く感じており、その解決策としてクラウドカメラ映像の活用によるDXを思いつきました。今後は、製造工場のカメラのクラウド化をさらに広げ、現場の映像データを活用し、経験者による遠隔でのOJT指導に役立てていく予定です。これにより、ノウハウの可視化と技能伝承を進めたいと考えています。また、来年春に新設予定の新工場でも『Safie Trail Station』やクラウドカメラが大活躍してくれることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。
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