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【Excelデータ分析講座】6-4 ソルバーによる製品在庫計画~ソルバー編

  2013/03/25 07:00

今回は、ある製品の倉庫別の在庫計画を行います。倉庫は3か所に存在し、配送地域は6つに分かれています。配送コストは倉庫と配送地域の組み合わせによって異なります。地域ごとの需要予測を満たす在庫数を各倉庫に分散させますが、倉庫によって在庫の上限数は決まっています。このような条件下で輸送コストを最小化する在庫数を求めるのが命題です。そこで、ソルバーを利用して、輸送費が最小になる倉庫ごとの在庫数を計画します。

制約条件を満たす在庫数を求める

 今回は、以下のようなデータを使用します。左上の表に表示されている制約条件を、ソルバーに与えて、最適な在庫数を、左下の表に表示させます。右下の表は、最小化されるべき輸送費の表です。

 
「データ」タブの「ソルバー」をクリックする。
「ソルバーのパラメータ」ダイアログ・ボックスで、
「目的セルの設定」で、セルL20を、「目標値」で「最小値」を、
「変数セルの変更」でセル範囲C14からE19を選択し、「追加」をクリックする。
 
「制約条件の追加」ダイアログ・ボックスで、
「セル参照」で、セル範囲C14からE19を、
条件メニューで「int」を選択し、「追加」をクリックする。
 
ふたたび「制約条件の追加」ダイアログ・ボックスが表示される。

 

 ここからは、以下の表にある残り2つの制約条件の追加を繰り返します。

 
「制約条件の対象」がすべて追加されたら、「キャンセル」をクリックして、
「ソルバーのパラメータ」ダイアログ・ボックスを表示させ、「解決」をクリックします。
 
「ソルバーの結果」ダイアログ・ボックスが表示されますので、「OK」をクリックします。
 
セル範囲C20からE20に、倉庫別の最適な在庫数が表示されました。

                           * * * * * 

 ここまでで、この連載は終了です。ソルバーを利用することで、一定の制約条件の中で、最適な値の組み合わせを求めるプランニングが実行できることを理解していただけたと思います。



著者プロフィール

  • 平井 明夫(ヒライ アキオ)

    株式会社エムキューブ・プラスハート 事業企画コンサルタント DEC、コグノス、オラクル、IAFコンサルティングにおいて20年以上にわたり、ソフトウエア製品やITサービスのマーケティング、事業企画・運営に携わる。現在は、事業企画コンサルタントとしてIT企業の新規事業立上げ、事業再編を支援するかたわら...

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