著者情報
執筆記事
-
2017/10/06
セルフサービスBIはIT部門の敵なのか?
BIを定型化させることで、一時的に保たれてきたデータガバナンスは、セルフサービスBIによって、再び脅かされようとしています。しかし、データへのアクセスをいかに制限するかといった「守り」の考え方だけでは、これからのデータガバナンスは維持できません。むしろ、データをより有効に活用するための企業データ地図である「コーポレート・データモデル」の作成といった「攻め」の考え方に基づいたアプローチが必要になっています。
-
2017/09/13
エンドユーザーコンピューティングを覚えていますか? はじめから「セルフサービス」だったBIの歴史
セルフサービスBI、ビッグデータ、AI・・・BIを取り巻くいろいろなトレンドが発生し、BIへの関心はいまだ高いままですが、一方でBIへの理解が本当に深まっているとはいえません。新たに始まる本連載では、黎明期のBIから今のBIに至る道筋を振り返りつつ、最新の技術トレンドがBIを今後どのように変えていくのかを考察していきます。この連載を通じて、BIの本質を理解するためのポイントが整理できると幸いです。
-
2013/03/25
【Excelデータ分析講座】6-4 ソルバーによる製品在庫計画~ソルバー編
今回は、ある製品の倉庫別の在庫計画を行います。倉庫は3か所に存在し、配送地域は6つに分かれています。配送コストは倉庫と配送地域の組み合わせによって異なります。地域ごとの需要予測を満たす在庫数を各倉庫に分散させますが、倉庫によって在庫の上限数は決まっています。このような条件下で輸送コストを最小化する在庫数を求めるのが命題です。そこで、ソルバーを利用して、輸送費が最小になる倉庫ごとの在庫数を計画します。
-
2013/02/22
【Excelデータ分析講座】6-3 ソルバーによる製品販売計画~ソルバー編
今回は、ある製品の顧客別の販売計画を行います。顧客との力関係によって、各々販売単価が異なります。顧客ごとに販売が可能な最大数量と、取引を継続するうえで最低限販売したい数量も存在します。そして、生産できる製品数量の上限も存在する中で、売上を最大化したいというのが命題です。そこで、ソルバーを利用して、売上が最大になる顧客ごとの販売数量を計画します。
-
2013/02/05
【Excelデータ分析講座】6-2 ソルバーによる商品棚割計画~ソルバー編
商品を販売するための店舗の棚はスペースが限られていますので、より大きな売上や利益を確保するために限られたスペースの活用方法を考えることが重要です。今回は、ソルバーを利用して、売り場の利益が最大になる商品の配置(棚割)を計画します。
-
2013/01/18
【Excelデータ分析講座】6-1 ソルバーの基本操作~ソルバー編
前回の「Excelデータ分析講座~分析ツール編」で行った事業計画のように、一定の制約条件の中で、最適な値の組み合わせを求めることをプランニングと呼びます。このようなプランニングは、データ分析の一つの重要な分野です。Excelのソルバーは、このプランニングを行う際に威力を発揮するツールです。「Excelデータ分析講座~ソルバー編」では、基本的なソルバーの利用方法とそれらを利用したデータ分析の3つの例(商品棚割計画、製品販売計画、製品在庫計画)を説明します。第1回の今回は、ソルバーの基本操作について...
-
2012/12/27
【Excelデータ分析講座】5-4 ピボットテーブルによるメルマガ効果分析~ピボットテーブル編
ピボットテーブルの集計フィールド機能を利用すると、計算式を定義することで、元のデータにない値を作成し、分析対象の数値に含めることができます。今回は、集計フィールド機能を利用して、ECサイトが配信しているメールマガジンのレスポンス結果データからレスポンス率やコンバージョン率を計算し、メルマガ効果を分析します。