日立社会情報サービスは、データ活用おいて企業が抱える課題を解決するために、ビッグデータをリアルタイムに可視化する高速・高効率な分析プラットフォームであるZoomdata製品を活用したソリューションの提供を進めていくという。
このソリューションの導入により、大規模データ・非構造化データ・ストリームデータに対するアドホックな分析を可能とし、データソースの移動を無駄に生じさせない効率的なデータ利活用を実現するとしている。
Zoomdata社は、特許技術であるMicro QueriesとData Sharpeningにより、Apache Hadoopの特徴を有効活用し、またApache Solr、Cloud、NoSQL、RDBMSなどのさまざまなデータソースをサポートすることによって、非構造化データを含んだビッグデータ分析、IoT分野におけるストリームデータのリアルタイム分析を可能にするBIプラットフォームをグローバルに展開している。
・Micro Queries:データベース上のデータを複製・移動することなく、細分化したQueryを用いて効率的にデータベースへ直接アクセスするZoomdata社独自の技術。
・Data Sharpening:Micro Queriesで取得したデータを即時可視化するZoomdata社の独自技術。
日立社会情報サービスがこれまでに培ってきたビッグデータの可視化分析ノウハウと、Zoomdata社の分析プラットフォームを組み合わせることにより、センサーデータによる業務プロセス最適化、高度なデジタルマーケティング、位置情報や稼働情報による故障予測と細やかなメンテナンス、在庫データに合わせた供給などが可能にするという。
Zoomdata製品の特徴
1. 大容量/高速データ処理:Hadoopの特徴を最大限活用
細分化したクエリーを用いて効率的にデータベースへ直接アクセスし即時可視化するZoomdata社独自の技術。分散処理基盤を必要とする大容量/高速データ処理へ対応。
2. 非構造データ処理:IoT環境からのストリームデータ
大容量かつ非構造化データを含むビッグデータへのアクセス・可視化分析と、ストリームデータの可視化分析を同一ダッシュボード上で実現。