「HPE Edgeline Converged Edge System」(ハードウェア)は、エッジの過酷な環境でも大量データを処理する性能を備えているという。
また、IoTの実装においては、データ取得元の各種デバイス(センサーや制御用機器-PLCなど)に特化した接続方法が必要になる。「HPE Edgeline OT Link Platfrom Software」は、標準で提供される接続機能によって、各種デバイスとの接続を、GUIを利用して容易に実装することが可能だ。
さらに、「HPE Edgeline」システム管理製品は、エッジに展開された、エッジコンピュータやその上のアプリケーションを一元的に管理でき、IoTの運用負荷を軽減するという。
今回発表された新たなソリューションは次のとおり。
■「HPE Edgeline EL300 Converged Edge System」
- IoT/エッジコンピューティング専用コンピュータ
- 動作温度 -30~70℃、IP50、ファンレスの優れた耐環境性能
- Intel Core i5、i7、Intel Atomプロセッサを選択可能
- 最大32GBメモリ、3TB SSDをサポート
- TSN、CAN、Serial、GPIOのハードウェアIF搭載可能
- HPE Edgeline OT Linkプラットフォームをバンドルすることにより、各種PLCや産業、クラウドプロトコルをサポート
■「HPE Edgeline OT Link Platform Software」
- エッジやクラウドの様々なデバイス・プロトコルをサポートするソフトウェア
-
IoTで利用する主要なプロトコルを標準でサポート
サポートプロトコル例
- PLC:国内外主要メーカー
- 産業:GE、OSIsoft、Modbus、OPC UA
- IT/クラウド:AWS、Google、Microsoft Azure、PTC、SAP、SAS - GUIによって作成するフローで基本的なエッジ処理をコーディングレスで実装可能
- 企業やISVが提供するDockerベースのアプリケーションのデプロイ管理機能を提供
■「HPE Edgeline Integrated System Manager」 (iSM)/「HPE Edgeline Infrastructure Manager」 (EIM)
- エッジ専用に設計された業界初のシステム管理ソリューション
- リモートから、HW、BIOSレベルの各種コンフィグレーション、アップデートが可能(リモート管理は、有線・無線-LTE/WiFiをサポート)
- HPE製エッジコンピュータを一元管理
- 最新のセキュリティ機能