オートメーション・エニウェアは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にともない、中国・マカオでのRPA利用事例を、公式ブログの3月23日(現地時間)付の投稿にて紹介した。
マカオのシステムインテグレータで、同社の販売パートナーであるNetCraft Information Technologyは、中国国内での新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、関連する情報を集約したWebサイト「The Macao Epidemic Information Real-time Interactive Map」を立ち上げた。同サイトでは、5つの主要な情報機関から公開されている情報を集計し、継続的に新しい情報にアップデートして公開している。
「The Macao Epidemic Information Real-time Interactive Map」のバックエンドでは、オートメーション・エニウェアのRPAソフトウェアBotが自動的かつ定期的に関係機関の情報を巡回、収集、集計しており、市民は探している情報を簡単に見つけられる。
同サイトは構想から5日後の2月24日に公開され、地図はGPSと連動して地域内の感染場所を表示し、病院の待ち時間、マスクの販売場所、銀行の営業時間といった生活に必要な情報を提供している。
なお、同サイトはLinkedIn、Facebook、WeChatといったSNSでも拡散され、サービス開始から5日間で5万ビューを獲得した。