シーディーネットワークス・ジャパンは、6月4日にクラウド・セキュリティ「アプリケーション・シールド」の提供を開始した。同製品は、既存のCDNプラットフォームに組み込まれたクラウド型Webセキュリティサービス「ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール/WAF」の名称や機能を全面リニューアルしたものとなる。

「アプリケーション・シールド」では、WAF機能に加えてDDoS防御機能を標準で搭載している。WAF機能では、誤検知の少ないNaxsiベースのシグネチャを採用することで運用を容易にしており、DDoS防御機能ではリアルタイムに攻撃を検知/防御する常時ブロック型を採用した。
CDNプラットフォーム上のエッジサーバやリレーサーバで稼働し、別POPへの切り替えや、専用POPの経由を行わないようにすることで、パフォーマンスを改善している。また、CDNサービスと共通のカスタマーポータルを提供し、管理を容易にした。
そのほか、オプションでJavaScriptチャレンジ、ヒューマンインタラクション、デバイスフィンガープリントなど、さまざまな攻撃手法に対応するBot防御対策や、セキュリティ診断サービスおよびログを提供する。
なお、CDNやDDoS、WAF、Botなど、すべてのサービスを完全自社開発・自社サポートし、機能アップデートや修正も迅速に対応可能となっており、より高いレベルのサポート提供を実現している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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