7日、日本HPは日本版SOXに対応した統合ログ管理ソリューション「HP Compliance Log Warehouse」(CLW)のバージョンアップを発表した。新しいバージョンは2.0となり、PCI DSSなどの要求レベルを達成するという。
CLW 2.0の特徴は、リアルタイムのログ処理機能と、レポートウィザード機能やダッシュボード機能などを追加し、分析、レポーティング機能を強化したことだ。また、価格の従来品から17%値下げし、1,400万円(税抜き)での販売となる。出荷開始は4月20日の予定。
リアルタイムのログ処理では、緊急性の高いイベントの処理、指定アドレスへのメール通知、アラートを発生させるなど、セキュリティリスクへの対応が迅速に行えるようになる。レポートウィザードでは、画面上のテーブルやビューから必要なカラムを抽出し、分析レポートをレイアウトしたり、グラフ化することができる。これらの分析レポートはダッシュボード機能により、さらに整理、統合化し経営レポートなどの作成を支援する。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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