4日、ファルコンストア・ジャパンは、SaaS型の高速リカバリソリューションをサービス事業者がフランチャイジーとして提供できる「RecoveriOn Demand(リカバリオン・デマンド)」の提供とフランチャイズプログラムを発表した。「RecoveriOn Demand」は、企業のデータを定期的・自動的にバックアップし、災害・障害時には10分以内に高速復旧させ暫定運用を可能にするソリューションだ。
ファルコンストアは、高速なバックアップ/リカバリソリューションで定評のある企業だ。「RecoveriOn Demand」は、同社の「FalconStor CDP」の高速バックアップ/リカバリソリューションをオンデマンドで利用できるようにしたもので、企業のデータやOSのミラーディスクをサーバー側に構築し、最大255世代までのスナップショットの管理と復旧が可能となっている。災害・障害時の復旧は、最短で10分以内での暫定運用が可能だ。
同社によれば、SaaS型、自動バックアップ、高速リカバリという特徴により、リーズナブルなコストでBCP対策が可能になるという。
「RecoveriOn Demand」がさらに特徴的なのは、このソリューションを、サービス提供事業者がフランチャイジーとなり事業展開ができるよう、価格設定、人員配置、管理インターフェイスなどの導入支援などを行うプログラムも用意されていることだ。自社にSaaS型のBCPソリューションを入れるというだけでなく、サービス事業提供者がファルコンストアのサーバーリソースやソリューションを仲介・提供することが可能となっている。
ファルコンストアでは、「RecoveriOn Demand」のフランチャイズ型支援プログラムを6月10日より開始する予定だ。初年度10社、次年度20社へのフランチャイズ展開を計画しており、サービスを利用するエンドユーザは、2年間で中小企業を中心として約2,000社を見込んでいる。