バイオスは11日、高速なバックアップやディザスタリカバリに対応したストレージサーバー「CDP Station」を6月末より発売すると発表した。CDP Stationは、2Uサイズのラックマウント型ストレージで、ネクスト・イットの仮想化、バックアップ・リカバリー管理ソフトウェアである「Z-BYS ES」を搭載し、iSCSIで接続されたストレージなどから直接バックアップを行うことができる。ストレージの容量は2TB、3TB、4TBのモデルが用意される。
また、追加ライセンスを契約し別の拠点にストレージサーバーを設置すれば、リモートによるディザスタリカバリの構成をとることもできる。プロセッサーはインテルCore2 Duoとメモリを4GB搭載している。iSCSIに対応しているので、ネットワークに接続するだけで、ストレージのバックアップが可能だ。
非同期ミラーリング機能により自動的にリアルタイムバックアップと、ブロックレベルのバックアップによる高速バックアップにも対応する。バックアップの差分は32世代までさかのぼることができる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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