日立は16日、同社製品であるアソバンストサーバ「HA8000シリーズ」にデータセンターへの設置と運用支援サービスを付加した「預けて安心モデル」などの新モデルを投入しラインナップの強化を行うことを発表した。新モデルは、このほか運用性の向上や仮想化対応の強化、価格改定などで、システムのライフサイクルでのTCOの削減に貢献するものとしている。
「預けて安心モデル」は、「HA8000/RS210、RS220」に日立が指定するデータセンターへの設置および運用支援サービスを付加して提供するモデルで、サーバ1台単位からデータセンターへ設置することを可能となっている。また、7年間のハードウェア保証や、内蔵ハードディスク予防保全機能を備えた「新規内蔵RAIDシステムモデル」の対象機種も追加されている。
そのほか、「HA8000/TS20、RS210、RS220」「HA8000-es/RS210、RS220」にはリモート電源制御機能を標準搭載するなど、これまで必要だったオプションボードや管理ソフトウェアの追加投資を削減できるようにした。
仮想化については、「HA8000/RS210、RS220、RS440」に仮想サーバーライセンスが無制限で利用可能な「Windows Server 2008 Datacenter」を対応させている。これらのサーバーには、「Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008」をバンドルしたモデルも用意される。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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