アクセンチュアは2月7日、AIによる経営判断支援ソリューション「AI Powered Management Cockpit(コックピット)」の本格展開を開始したと発表した。
AI Powered Management Cockpitは、同社が展開する「AI Poweredサービス」の一つで、AI Powered SCMなどと連携できる、経営層に向けたソリューション。経営指標を一元的に可視化し、AIによる目標達成予測と、それに基づく対策シミュレーションを提示するという。
たとえば、欠品や過剰在庫を検知した場合、AIが追加発注や倉庫間移動、売値変更など対応策を提示。市場動向やサプライチェーンの情報など、顕在化していないリスクも踏まえたシミュレーションも提示するとしている。また、経営者がAIの提案と違うアクションを取る場合は、それによる売り上げや利益率、在庫状況などの各指標への影響をシミュレーションすることも可能だという。決定された経営判断は、基幹システムを通して関係各所とリアルタイムに連携するとしている。
同社は今後、AI Powered Management Cockpitをサステナビリティなど非財務指標も含めた企業価値シミュレーションへと機能拡張していくという。
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