キヤノンマーケティングジャパングループ(以下、キヤノンMJグループ)は、東京都立産業技術高等専門学校(以下、都立産技高専)との産学連携協定を締結し、サイバーセキュリティ人材育成の取り組みを開始すると発表した。
昨今、多くの企業や組織がDXを推進することでデジタル化が進み、サイバーセキュリティの重要性はより一層高まっている。一方で、それを担うセキュリティ人材が不足していることから、人材育成は官民ともに喫緊の課題となっている。
今回キヤノンMJグループは、ITセキュリティ事業で培った高度な技術や知見、セキュリティ人材育成のノウハウを用いて都立産技高専と連携することで、人材育成のスキーム構築や学生のキャリア形成などに活かす取り組みを開始するという。
具体的には、同グループにおけるマルウェア解析やサイバーセキュリティ関連技術の研究、調査を行う専門組織こと「サイバーセキュリティラボ」が主体となり、情報セキュリティ技術者やICTアーキテクト、情報アーキテクトなどの育成を中心に実施するとのこと。
今後もキヤノンMJグループは、将来のデジタル社会を担う人材育成に取り組んでいくとしている。
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