従来のWebフィルタリング製品は、私的利用防止から出発しているため、見せたくないサイトをブラックリストとしてデータベースに登録するURLフィルタリング方式を採用していた。
HDEによれば、この方式には「ブラックリストを常に最新状態にするため、人手によるメンテナンスが欠かせない」「そのメンテナンス費用は、毎年支払う更新費用に上乗せされる」「日々増加/消滅しているサイトを人力で追いかけているため、最新情報への追随が困難であるとともに、漏れがある」「本来必要なサイトへアクセスできないといった弊害が生まれる可能性がある」などの問題があったという。
これに対し、「HDE Web Cop」は、企業の脅威である「Webを経由した情報流出」への対応に特化した新しい形のWebフィルタリングソフトウェア。情報流出防止に必要な機能だけを搭載することで、製品価格、更新費用ともに大幅に抑え、他社同等製品に比べ、5年間で半分程度のコストに抑えることができるという。
今回新たに乗換版ライセンスを新設することにより、Webフィルタリング製品の毎年のメンテナンス費用に多大なコストをかけていた企業に対し、コスト削減をキーワードに訴求していくという。