弥生は、9月10日付の取締役会および臨時株主総会において、経営体制の一層の強化を目的として、10月2日付で武藤健一郎氏が代表取締役 社長執行役員 兼 最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。
武藤氏は、アンダーセン(現:アクセンチュア)にて、ERPなどのシステム構築を担うエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、マッキンゼーや、スタートアップ企業での日本支社長を経験。2014年にGoogleに入社後は、広告事業責任者として従事してきたという。
今回の就任について武藤氏は、「弥生が40年以上にわたり積み上げてきた顧客基盤、データ、技術などを取り入れることでお客様とビジネスパートナーの皆さまの事業および業務、さらには事業成長に貢献しサポートをすることに、私のこれまでのキャリアにおける経験や知見を存分に活かす所存です」と述べている。
また、現社長の前山貴弘氏は、同日付で代表取締役 副社長執行役員 管理本部長 兼 最高財務責任者(CFO)に就任する予定であり、武藤氏とともに引き続き弥生の経営を担うという。
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