静岡銀行と日立製作所(以下、日立)は、パブリッククラウド上で稼働する勘定系システムの開発に向けた技術検証と効果検証を完了し、システム構築を開始した。
同システムでは、両社が共同開発したオープン勘定系システムを2027年中にアマゾンウェブサービス(以下、AWS)上へ移行し、パブリッククラウド上で本番稼働することを予定している。
これにより、静岡銀行では、クラウドファーストの推進でより一層付加価値の高い金融サービスの提供、業務継続体制の強化を図るとともに、消費電力の削減を通じて脱炭素社会の実現にもつなげるという。
また、日立は、同取り組みの「OpenStage」をはじめとしたオープン勘定系システムなどへの適用を目指し、その他金融機関に展開することで、金融機関のDXを支援するとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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