2026年1月27日、ARアドバンストテクノロジ(以下、ARI)は、JALグループのデジタル中核企業であるJALデジタルが「ZiDOMA data(ジドーマデータ)」およびファイルサーバデータ移行サービスを活用し、Google Driveへ移行した事例を発表した。約100TBのデータを整理・選定し、移行対象を約60TBに削減することで、効率的かつ安全に移行したとのことだ。
JALデジタルでは、長年利用してきたファイルサーバに約100TBのデータが蓄積し、容量逼迫や保守期限切れが迫っていた。社内では既にGmailをはじめとしたGoogleサービスの利用が進んでいたことから、社内環境統一や効率的なデータ共有を目的にGoogle Driveへの移行を決定したという。しかし、データの整理・効率的な移行が課題となっていた。そこで、ZiDOMAのファイルサーバデータ移行サービスの導入を決定したとのことだ。
ZiDOMA dataでフォルダ構成や利用状況を可視化したことで、各部署が自分たちのデータを正しく把握できるようになったという。見えていなかったファイルの内容や量が明確になったとしている。不要なファイルの整理を進め、2020年4月以前の古いデータやログ(.log)、動画(.mp4)、ISOファイル(.iso)などを除外することで、最終的に移行対象は約100TBから約60TBにまで削減された。
移行作業は2025年1月下旬から開始し、事前準備の整ったフォルダから順次実施。当初は1週間の停止も想定していたが、事前準備がうまくいったことで、ユーザーには作業実施日の夕方以降の利用制限のみで対応できたという。その結果、業務への影響は最小限に抑えながら、スムーズに移行を完了できたとしている。
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